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そ れ か ら と い う も の
仕 事 は 順 調 に 続 い て い た 。
着 替 え て い る と
扉 を 開 け る 音 が 聞 こ え た 。
「たいがー？」
「はいるね。」
『うゎ、！びっくりした、、、』
「明日売り上げ発表と順位発表するからさ。」
「仕事始まる前にきてくんね？」
『え、時間とか、』
「13：00どう？」
『わかった。』
ホ ス ト み た い な 感 じ だ な …
そ も そ も キ ャ ス ト の 誰 一 人 知 ら な い の に
売 り 上 げ 発 表 と か 、 、
重い気分がのしかかったまま
客への元へと向かった。
翌 日 。
時 間 を 見 る と 1 2 ： 4 0 だ っ た 。
部 屋 の 一 階 上 が 店 だ っ た た め 、
焦 ら ず に 行 け た 。
店 の 扉 を 開 け る と
大 勢 の キ ャ ス ト が に ぎ わ っ て い た 。
た だ ひ と り だ け こ ち ら を 見 て い た 。
隣 に 座 り 、 様 子 を 伺 っ て み る 。
な に も 起 き な い 。
な に も し て こ な か っ た 。
「みんなそろった？？」
彼 の 声 が 聞 こ え た 途 端
あ た り が 静 寂 に 包 ま れ る 。
「みんないつも通りにしてよ～ｗｗ」
「じゃっ、No.10から！！」
次 々 と 名 前 を 呼 ば れ て い く 。
緊 張 感 と 歓 声 が 飛 び 交 う 中 、
い よ い よ N o . 3 の 発 表 ま で 来 て し ま っ た 。
耳 を 澄 ま し て み る と
No.5 だ っ た 奴 の 声 が き こ え て き た 。
）No.2はどっちだー？
）こーちさんいなくなったんだろ？
）まつむらさんってやめたんだっけ。
と 一 人 で ぼ そ ぼ そ と 言 っ て い る 。
「No.2！！」
「れい！！！！」
隣 に 座 っ て い た 男 が 立 ち 上 が っ た 。
一 度 も 見 た こ と が な か っ た 。
「おめでと。」
）ありがとうございます。
「次はNo.1だな」
）はい。
「最後！！No.1！！」
「No.1はこの後ポスター撮影あるから残ってね~。」
「ってことで。..」
「たいが～！！」
「おめでと～。」
『お、おれですか、？！』
「売り上げ総数一億二千万！！」
あ た り が 歓 声 に 包 ま れ る 。
俺 は 驚 き を 隠 せ ず に い た 。
た だ 一 人 、
悔 し が る 表 情 で 俺 を 見 つ め る 人 が い た 。
「すごいなぁ～。」
「やっぱ俺の目は狂ってなかった。」
「じゃあ今日はこれで解散！！」
「言い忘れていたけどNo.2とNo.3も残ってよ！！」
め ん ど く さ そ う に こ ち ら を 向 い た 。
）俺前回一位だったんで撮らなくていいっすよね？
）そのまま使ってください。
）俺も暇じゃないんで。
そう言い放ったのは まつむら だった。
『あ、あの、じゅり、さん？』
『どーいうことですか、？』
）俺はキャスト兼案内管理人。
）今すぐ俺が抱いてやろうか？
）なんばーわんさんっ♡
顎 を 持 ち 上 げ ら れ
そ っ と 触 れ る 程 度 の キ ス 。
そ れ だ け で も ド キ ド キ し て し ま う 。
元 No.1 の 実 力 と で も 言 っ て い い の か 。
分 か ら な か っ た 。
「二人の世界にはいらないでよ。」
「じゃあポスター撮影れいから始めとく。」
「ヤるなら早くしてきてね～。」
「じゃっ。」
去 る よ う に 奥 の 部 屋 に 消 え て い っ た 。
）俺の部屋おいで。
）いっぱいかわいがってあげる。
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