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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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*死ネタだけど死ネタじゃない

ながまぶ


怪文書  少々の捏造  誤字脱字 はお見逃しください

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡


天王寺組 の 馬渕春斗が 永遠に目を閉じた

そう 華太から 告げられた 。                    急に告げられたもので、驚きのあまり俺の体は 固まって呼吸が できなくなった      なんとか息を吸って 俺は華太に 下記を告げる

「 華太ぉ、流石に  冗談だよな?。いや冗談でも言っちゃァ いけねぇけどな ? 」

「 流石に冗談で 人を刹しませんよ 。 」

「 情報屋の 伍代から聞いたんですけど … 」

そうか。いや確かにそうだ                      俺でも勝手に人を刹さない。でも本当に  有り得んのか?あのくそ強ぇ奴が?        詳しく聞いてみると 情報屋から 五条組の××××に刹されたと 言う訃報が 上がったらしい。俺達は職業柄 死と隣り合わせで、違う組の事の訃報を耳にする事がよくある。全く違う所でも、だ。

「 そうか。 ……話してくれてサンキュー 」

「 ちょっと席外すわァ、多分すぐ戻る 」

「 承知しました 。 親っさん や 兄貴に言っておきます。 」

そう言い残して俺は事務所を後にした

気付けば 俺は雨の降っている 路頭をひたすら走っていた 。                                自信が住むマンションの前に着くと エレベーターを待っている時間もおしく、 階段を勢いよく駆け上がり自分の家のドアに開けた。部屋は異様な静寂に包まれていた。窓から漏れている 雨音が只 部屋に響いてた

俺は 奴の私物を見ていた。     置いてった服、ピアス、そして二人でやった安いベイブレードの玩具。あいつの 趣味は ベイブレードで遊ぶ事 だった。俺は渋々 付きやってやったと言っても過言では無い。だが そのしょうもない遊びが 楽しかった と言う事は鮮明に覚えてる。

「 また一緒にやるって言ったじゃんかよ  」

俺はボロボロになった2個あるベイブレードを握った。 無駄な事だって、こうしても春斗は 帰ってこないって、そんなのわかってる、無駄な行為だって。

「 一緒にやるって…… 」

そう呟きながら 俺はベイブレードを握り締め、最新の記憶を辿る

+____________________________________+


「っくそ また負けかよ。」

「 ホンマに下手くそやな、んなじゃ俺を楽しまされへんで 」

「 俺 ベイブレード やった事ねぇっつーの… 待ってろ 直 ぐに極めて御前に勝ってやる 」

「 んな次来るまで 極めときーや、まぁ俺に勝てるわけ あらへんけど  」

「 あァ?調子乗ってんじゃねぇよ 」

「 ほなまた来るわ、バイバイ 商売  麻薬栽培〜 」

「 おうよ、、ってそれはやめとけ!! 」

+____________________________________+


「 最後に聞いた言葉が あんな事かよ…     んと バカだよなァ…… 」

「 んでッ… 先逝っちまったんだ 」


( 俺達の職業柄都合のいい事はわかってる。だが、恋人が死んで欲しくない、生きていて欲しいと思ってしまうのは ごく普通の事じゃないか。 今は敵同士でもなく ただの恋人じゃんかよ、)

この悲壮感情を今はもうこの世に居ないであろう 恋人にただ 吐露する事しか 俺には出来なかった 。                                    勿論 春斗を 刹した相手が憎い 、ガスバーナーで炙ってやりたい と言う気持ちはあった。だがうちも戦争状態で 向こうも戦争をしている 。下手したら巻き込まれかねない故 それは出来ない

「 俺は…どうすりゃぁいいんだよ、春斗、まだ俺より若ぇだろ…  」

その言葉を吐露した俺は 堰を切ったように泣いた 。突然 彼奴との日常が終わりを告げたのだと 今理解した。 こんな事になるならば もっと尽くしてばよかった。愛してるとか 好きだとか 何だか気恥ずかしくて言えなかった 。もっと言っておけばよかった。だがそんな事今になって後悔しても無駄だ。

気づいたらそのまま深夜1時を回っていて、俺の服やベイブレードは自身の涙に塗れていた 。体の水分はもう無い、なのに涙だけは ずっと溢れてくる 。 どうしてくれようか あの男、俺もそっち行ったら思いっきり抱き締めでも してやろうか 。 そんなしょうもない事を考えながら 、俺は名前を呼んで そのまま糸が切れた様に 横たわり目を閉じた 。

「 春斗…… 」


















╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶ ╶









「 ……、! 」

「…いち、!! 」

「 光一、!!! 」


「………ア…??」

「 やっと起きよった… お前 ずっと魘されとったで、俺の名前呼びながら泣いて、お前夢で勝手に刹してんちゃうぞ。 」

なんだ、夢か?いや…さっきのが夢か?    俺は死んだと 告げられた恋人が目の前に居ることに 混乱した。                              俺は目の前にいる恋人の頬に手を置いた

体温がある


生きてる……!!!


「 なん 、、何なん君… 」

「 春斗〜、好きだぜ、愛してる 」

「 んな…?、な な なんやねん !! 暑苦しいわ!!こ の アホ!! 」

俺は春斗から強めのパンチを貰った 、勿論わざとだ 。そして痛みがある、あれは夢だったと気付いた俺は 春斗に思いっきり抱きついた

「 いてっ… 夢で良かった〜… 」

「 はぁ…どうせ変な夢見とったんやろ 」

「 御前が猫になる夢 見ただけだわ 、 」

「 ほな御前さんは 俺が猫になっただけで泣くんかいな 、ホンマええ加減にせぇよ  」

「 嬉し泣きだよ バーカ 」

「 さよか 、 てかホンマに暑いねんけど? 」

「 俺の熱を 直で感じれて嬉しいだろ? 」

「 夏の暑さで十分やわ〜、 」

そう言うけど しかっり抱き返してくれるのは マジで嬉しい んでマジで可愛い 。

「 春斗くん? 」

「 ……なんや。 」

「 愛してるぜ。 」

「……俺もや。 」

「 かぁいー 」

「 うっさい、 」


俺は春斗のツンデレさに 愛らしいと感じながら  あの夢が正夢に ならないで欲しいと願う 、


この幸せな日常が終わりません様に___




[END]

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