ｓｓ

こちら清書したものを『赤い兎さんの短編集』シリーズにあげております

ジャックスside

がみとも「もーましろ先輩なんて知らないです！！」

ましろ「どうしてそうなる！？

俺はただ君が心配で！！」

いつもラブラブな2人が珍しく喧嘩してる

付き合ってる以上そういう衝突はあってもおかしくないのかもしれない

喧嘩は別にいい

おさよつだってぶつかる時があると聞く

ただ 俺を挟んで喧嘩しないでくれ

がみとも先輩あなた恋人の顔見えてます？

今にも俺を殺しにきそうな目してますよ

2人で喧嘩してるのになんで俺が命の危機に陥ってるんだ…

ましろ「……それよりいつまでジャックスに抱きついてるんだ？」

がみとも「ふんだ！

こうでもしないといつもみたいにギュッてされて頭ナデナデされて許しちゃいますもん！」

そう言いながら俺に更に強く抱きつく

ましろさんの目がさらに鋭くなった気がする

がみとも「おれ今回は悪くないもん！」

ましろ「そんな訳あるか！

何回目だ俺の目の前で告白されたの！

しかも今回は男！

こっちの気持ちも考えてくれ！」

がみとも「おれただ救助しただけだもん！！

救急隊やめろってことですか！？」

ましろ「そこまでは言ってないだろ！

なぁなぁにしないでちゃんと俺と付き合ってる事を伝えてほしいとお願いしてるんだ！」

がみとも「むぅ〜……」

ましろさんの心配も分かる

がみとも先輩の迷惑かけたくない気持ちも分かる

だから挟まれて困ってる俺の気持ちも分かってほしい

的な痴話喧嘩してるましがみに巻き込まれた挙句嫉妬MAXなましろさんから鋭い目向けられるジャックスのお話