✱ mmmr様二次創作注意
✱ 暴力表現あるかも
✱ 仲春様の『明日を見るために』を参考にしています(許可もらい済)
───めめさん視点
ティアはキョトン、とした顔で話し始める。要約すると、人の心がない天使だったと…まぁ天使だから人ではないのだけど…戦闘が異常に強かったらしく、神と同等の力、またはそれ以上の力を持っていると言っても過言ではないほどの強さだと話してもらった。
「あのー、めめさん…?」
レイラーさんが怯えたような表情になりながら聞く。
「どうしたんですか?」
それほど恐い話だったか……?
「これ…メテヲさんが神っていう可能性は…?」
ティアはレイラーさんの話を聞いてハッとしたように私に言う。
「全然有り得ます…ッ!
そもそも私は疑問だったんです…」
「「 1人の天使が神と同等の力を持つことを許されるのか 」」
「確かにそうですね。実際私の配下は私より力が強い奴はいませんし…」
とりあえず…
「ティア、」
「はっ」
「先に地獄に戻って、メテヲさんの事を調べておいてください」
「しかし、メメント・モリ様……ッ」
「これはお願いじゃありません。
“命令”です。」
「……仰せのままに」
ティアは悔しそうな表情を浮かべながら黒くて綺麗な翼を広げる。
「メメント・モリ様…ッも…ッど、。くだー。い.よ」
そう言い放ち空へと飛び立つ。ティアの目には空しか写っていなかった。
菓子さんとレイラーさんに話さないことがあるので、真剣な目で彼女たちを見る。
「…菓子さん、レイラーさん。
今から貴方の記憶を操って、私が死神という事実を無くします。」
「でも……ッ」
菓子さんが言う。でもごめんなさい。
私が死神であることは、
誰も知ってはいけないの───。
「拒否権はありません」
「《記憶操作》」
✄——————-‐✄
「菓子さん、私たちの仲間にならないですか? もちろんあなたの師匠と親友も一緒に。」
私は菓子さんにそう提案する。
私が菓子さんから読み取れる気持ちは、焦り、迷い。数分後だろうか、菓子さんは心を決めたようにこう発した。
「めめさん。貴方の仲間に…ッ
してください…ッ」
その目からは涙が溢れ出ていて、
まるで自分の命だけじゃダメだ。と言い聞かせているようにも感じた。
「……貴方はいい判断をしましたね。
師匠譲りなんでしょう。」
そう言い放ち、私はいえもんさんとちゃこさんの前に行き、手を差し伸べ、上にあげる。
「いいですか、皆さん。」
「魂が消滅しない限り、生きていると思ってください。」
私が手を上にあげると、いえもんさんと茶子さんの身体から青い炎のようなものが出てきて、その青い炎が私の魔力によって紫色に近くなってゆく。
「めめ村は……ッ!
私がいる限り消えません…ッ!!」
藍色になったくらいで、
手を下ろす。
「蘇生」
そう言い放つと、いえもんさんと茶子さんが起き上がる。
「茶子…ッ師匠…ッ!大丈夫ですか…?」
「菓子…ッお”れはッだい”丈夫だょ…ッ!」
「私もッだ’いじょ’ッうぶ…」
「良かった……ッ」
菓子さんは涙でぼろぼろになった目を拭い、笑う。レイラーさんが近ずいてきて、囁く。
「これで良かったんですか…?」
答えは1つだ。
「うん…ッ私が守りたかったのは…」
「めめ村みんなの笑顔ですから…ッッ!!」
🪽切りまーす!!
またまた短くてすいません…
明日からLAいくので
投稿できないと思います……
(すいません(。>ㅅ<。)💦sorry…)
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!