⚠注意⚠
『ご本人様とは一切関係ありません』
『ご本人様への迷惑行為もお止め下さい』
腐要素、カップリング要素を含みます。
※R指定無し
超キャラ崩壊・話し方崩壊等 注意
(ひたすらお嬢様言葉喋ってるだけ。)
お嬢様上等!
既にくっついているzmemです。
お嬢様上等!を想像して書きましたが、殆ど別物として読んでいただいた方がいいです。
キャラクター設定・性格等色々おかしい所、フル無視してる所が多いです。
ご理解いただける方だけお読みください。
上記内容等で地雷の方、読みたくない方、 苦手な方は ブラウザバックをして下さい。
それでも良い方だけどうぞ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本日は待ちに待った舞踏会。
今回の私のパートナーは少し特殊ですが、とても信頼している相手ですのでまあ問題はないでしょう。
??「emお嬢様!待ちました?」
小走りで此方に近づいてくる方はそう、今宵のダンスパートナーである。
em「…zmお嬢様、なんですの?その…ドレスと言えるか怪しいドレスは…。」
zm「んふふ、素敵やろ?」
em「…お嬢様はその様なドレス、普通着ませんわよ?あと、お言葉使い。」
zm「あら、失礼致しましたわ。でも、私今夜はem様のパートナーですのよ?ですからパートナーとしてエスコート出来る、 ふさわしい格好ではございませんこと?」
そう言ってふわっと一回転する。
em「…まあ、悪くはないですけれど…。」
かっこよさと可愛さを兼ね備えたドレスで見入ってしまったことには変わりない。
zm「あら?否定しませんのね?」
em「うっさいですわ。」
zm「んふふw」
図星を突かれてつい口調が荒くなってしまった。
em「…ゴホン。それは置いておいて、準備が出来てるならさっさと行きますわよ。」
zm「ええ、そうですわねw」
扉の前に着くと、zmさんの腕に自分の腕を通して組む。
そして、扉が開かれた。
ざわざわ…。
周りの視線が突き刺さる。
こういう視線は得意じゃない。
em「……。」
突き刺さる視線から逃れるかのように顔を下に向けようとした。
zm「…em様、後でケーキ食べましょ?」
zmさんが顔を正面に向けたまま、コソッと話しかけてきた。
em「zm様…。はい、私も食べたいです。」
優しく話しかけてくれたzmさんに安心する。紹介が終わると、2人共さっさと入り隅の方に移動した。
em「ふぅ…。」
zm「大丈夫ですの?私、何か飲み物でも取って来ますわ。」
em「いえ、平気ですわ。それより一緒にいてくださらない?」
zm「それは勿論、構いませんわ。」
しばらく2人で周りをぼーっと眺めながら時間を過ごす。
zm「そういえば、他の方々へのご挨拶はよろしくて?」
em「あ、どうしましょう…。」
zm「今からでも遅くはありませんわ。参りましょうか。」
em「そうですわね、だいぶ落ち着きましたし、早く終わらせてケーキでも召し上がりたい気分ですわ!」
zm「そうこなくては!」
zmさんと共に他の方々に素早く挨拶をして回っていく。
私のことを思ってか、zmさんも一発で綺麗なお辞儀をかまして、スピーディに終わらせていった。
zm「やーっと終わりましたわね!ではケーキを食べに参りましょう!」
em「はい!」
zmさんのペースに載せられるまま、デザートや飲み物が置いてある所へ辿り着く。
em「コルセットがキツくてそんなに食べられそうにないですが…出来るだけ食べますわよ。」
zm「いい心意気なのは良い事なのですが、この後のダンスパーティーにはちゃんと備えて置いてくださいませ?」
em「あっ。」
ケーキに夢中になってダンスパーティーのことを忘れていた。顔が赤くなっている気がする。そんな私を見てzmさんはクスクスと笑っていた。
em「さ、流石にそんなはしたないことは致しませんわ。とりあえずひとつにしておきましょう。」
zm「沢山食べるem様も素敵ですわよ?」
em「揶揄わないでくださいませ。」
zm「あら、本当のことですのに。」
各々ケーキをひとつずつ取り、食べ始める。
em「あら、このケーキ美味しいですわ。」
zm「ええ、いいお味。これなら何個でも食べれそうですわ。」
ケーキを食べながらも時間を気にしてチラリと時計の方を見る。
em「あ、もうすぐダンスが始まりますわ。急がないと…。」
zm「別にそんなに急がなくても、すぐには終わりませんわ。ゆっくり食べてもいいんですのよ。」
em「…では、お言葉に甘えて。」
そうしてゆっくりとケーキを食べたつもりだったが、音楽が鳴り始める前には食べ終わってしまった。
em「…食べ終わってしまいましたわ。」
zm「このケーキが余程気に入ったようで何よりですわ。では、早めに食べ終わったのでしたら、1曲踊りましょうか。」
スッと私の目の前に手を差し出し、ダンスに誘う姿勢を取る。
その姿にトキメキながらもその手を取って配置についた。
em「そういえば貴方、そんな格好などで踊れるんですの?」
zm「それは此方の台詞ですわよ?」
em「失礼ですわね。男性側で踊れるのか心配したつもりでしたのに。」
zm「心配しなくとも、メイドと沢山練習しましたわよ。ちゃーんとem様をエスコート出来るようにね。」
em「…っ!」
曲が始まる寸前に額にキスをされ、顔が定まらないままダンスが始まってしまった。
zm「あらあらemお嬢様、照れてるお顔も素敵ですわよ。」
em「誰のせいだとお思いで?!」
zm「んー?わたくしかしら〜?w」
em「全く…。それにしても貴方、お上手ですわね。」
zm「まぁ〜、どこかの誰か様とは違い、運動神経には自信がありますので?」
em「はいはい、そうでしたわね。」
お喋りしながらもしっかりと踊れていますわね…。いや、それだけでなく私のペースにも合わせてくれてる?!
zm「どうかしましたの?」
em「あ、いえ…別に…。」
zm「隠さなくてもいいんですのよ?」
em「zm様…貴方、とてつもない才能をお持ちでしたのね…。」
zm「はい?…あぁ、別にただ頑張っただけですわ。」
あぁ、こういう人のことをスパダリって言うんだなぁ…と感心したemお嬢様であった…。
♪ー。
zm「っと、1曲目が終わりましたわね。」
2人で同時にお辞儀をし合う。
zm「それで、この後どうしますの?またケーキでも食べに行きます?」
em「えっと…も、もう1曲…よろしいでしょうか?」
zm「ええ、勿論よろしくてよ!」
またzmさんが差し出してくれた手を取り、配置につき始める。
音楽が鳴り、ステップを踏む。
zm「〜♪…ん?この曲…確かem様がお好きな曲ではなくて?」
em「ええ、そうですの。だから、どうしてもzm様と踊りたくて…。」
zm「嬉しいですわ。私はem様と踊れるだけでも幸せですのに。」
em「でも、1回は踊ってみたかったので嬉しいですわ。ありがとうございます。」
zm「ふふっ。こちらこそ私をパートナーにして頂けてありがとうございます。」
♪ー…。
音楽が終わり、お辞儀をし合う。
zm「さて、次は…まだ食べ足りないケーキでも食べます?」
em「そうですわね…。他に気になるケーキがあったんですの!行きましょう!」
zm「オーケーですわ。」
ケーキが置いてある場所に辿り着くと、先程とは異なる3種類ものケーキを頬張った。
em「ん〜、やはりこのケーキ美味しいですわ。コルセットが締まっていなければまだ沢山食べれそうですのに…。なんだかもったいないですわ。」
zm「まあまあ、ケーキの美味しいお店なら私知っておりますので、今度一緒に行きましょう。」
em「いいんですの?それなら是非とも行きたいですわ。」
zm「後日伺うので予定を空けておいてくださいまし。」
em「それでしたらお任せくださいませ!」
ケーキを堪能して、飲み物を飲みながら休憩をする。
ちなみにzmさんは少し席を外していた。
em「zmさんのお陰で、だいぶこのパーティーも楽しめましたわね…。」
??「こんばんは、綺麗なお嬢様。」
まさか話しかけられるとは思わず吃驚するも、すぐさま冷静になって返事をする。
em「ご機嫌よう。私に何かご用事でも?」
??「貴方様がお綺麗でしたので、是非私と1曲踊ってはいただけないでしょうか?」
em「そうですわね…。」
少し悩んでいると、背後から声が聞こえてきた。
zm「御免なさい、このお方は今からパートナーと踊る予定なんですの。ですから貴方と踊るのは難しいですわ。」
??「おや、そうでしたか。それは大変失礼を致しました。では私はこれで。良い夜をお過ごしください。」
zm「ありがとうございます〜。」
ニコニコと手を振り紳士を追い払ってしまった。
em「大丈夫なんですの?あのお方…、」
zm「あぁ、今日くらいどうってことないですわよ。」
em「そうなんですの?それならいいんですけれど。」
zm「ええ。てことで、踊りに行きますわよ!」
em「どうしてそうなるんですの?!」
zm「あの紳士様に言ってしまったからですわ!」
em「えぇぇぇえええ?!」
腕を強引に引っ張られながらダンスフロアに向かう。
もうすでに2曲も踊ったから少し疲れが溜まっていて控えたいんですが…。
zm「お疲れのようでしたら リード致しますので、私に身を任せてくださいまし。」
em「では、お言葉に甘えさせてもらいますわ。」
私の言葉にzmさんがケタケタ笑いながらも踊りが始まった。
〜♪
不安に思いながらも身を任せてみると、疲れにくくも綺麗に踊れた。
em「すごいですわ…。」
zm「ね?言ったでしょう?」
em「ええ、これなら踊りきれそうですわ。」
ー♪。
em「ふぅ。それなりに楽しめたので、私は この辺りで帰りますわ。」
zm「なら私、お屋敷まで送りますわよ。」
em「そこまでして頂かなくとも、私1人で帰れますわよ?」
zm「私が送りたいんですの。」
em「それなら…お願い致しますわ。」
zm「ありがとうございます。」
フロアから出る途中、ふとバルコニーが目に入った。
em「あ…ねぇ、zm様。」
zm「どうかいたしましたか?」
em「あそこに行ってみません?」
バルコニーへの入口を指さしながら聞いてみることにした。
zm「バルコニー、ですか。今日は少し肌寒いはずですが…よろしいんですの?」
em「ええ。少しくらい大丈夫なはずですわ。行きましょう。」
扉を開けてバルコニーに出ると、涼しい風が顔に当たる。
em「わぁ…!」
空を見上げると、そこには満天の星空が目に映った。
em「zm様!とてもお綺麗ですわよ!」
zm「ほんと…とっても素敵ですわね。」
em「本当、綺麗です。」
zm「まあ星空もお綺麗ですけれど、私は今日のお姿のem様の方がお綺麗だと思いますわよ?」
em「貴女…そんな台詞、一体どこで覚えてくるんですの?」
zm「本当のこと言っただけですのよ?」
em「か、揶揄わないで下さいませ!」
冷たい風が通り抜ける。
これ以上居たら風邪を引いてしまいそうですわ…。
zm「もうそろそろ戻りましょう。」
em「そうですわね…流石にこの格好では風邪を引いてしまいそうですわ。」
中に戻って少し暖まってから、馬車まで戻る。 隣同士に座ると、馬車が出発した。
em「ちょっと、狭くありません?」
zm「2人ともドレスですので、仕方ありませんわ。」
em「いや、隣に座らなければ良かった話ではありませんこと?」
zm「寂しいこと言わないでくださいまし。狭いのが嫌でしたら少しお待ちください。」
そう言って腰から下の布を取り外し、反対側の椅子に放り投げた。
em「それ、取り外せたんですのね…。」
zm「オーダーメイドですもの。すぐに戦えるように作らせましたわ。」
em「まあ、野蛮。」
zm「でも少しは広くなりましたでしょう?」
em「そうね..。」
そうして馬車に揺られること数十分、やっと屋敷についたのだった。
zm「本日のパーティーは如何でした?」
em「zm様がいたおかげで少しは楽しめましたわよ。」
zm「それは良かったですわ。それでは降りましょうか。」
先にzmさんが馬車を降りててを差し出してくれた。その手を取って慎重に馬車から降りていく。
em「…あっ!」
折角慎重に降りていたのに足を滑らせてしまった。
zm「よっ、と…em様、大丈夫ですか?お怪我はありません?」
em「え、ええ。うっかり足を滑らせてしまったわ。お恥ずかしい。」
zm「屋敷に入ったらメイドに足を捻っていないか、しっかり確認させてくださいませ。」
em「そうしますわ。今日はありがとう。」
zm「お気になさらないでください。こちらこそありがとうございました。」
em「では私はこれで失礼するわね。」
zm「はい。」
部屋について足を冷やし、今日の出来事を書き留めて、眠りについたのだった。
コメント
2件
めっちゃケーキ食べてるなw zmさんダンスとか上手そう…💕
あら、なんて素晴らしい話ですの