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[第1章 小学校での生活]

ドールを得てからというもの、子は以前にもましてよく話し、よく笑うようになった。

そのおかげか、学校ではより子に対する人気が増した。その様子を近くで見ていたドールは、いつも頬をぷくっと膨らまし、とても愛くるしい表情を出した。子はその表情を見たくてわざと嫉妬させるようなことをすることもしばしば、、、

そんな子だが、学校ではいつも良い成績をたたき出しており、周りからの信頼も厚かった。

「御影ー!ここ教えて!」

「御影!、ちょい手伝ってくれ!」

羨ましい限りだ。やはり優等生ポジはこうなる運命なのだろう。そんな優等生でも、不思議な一面はあるものだ。

「そーいや御影、お前のドールってどんなのだ?」

「すっげぇ可愛いよ。」

「そんなにか?1回見てみたいなぁ。」

「見せるわけないだろ、あいつは俺だけのドールなんだからな。」

「お、おう。」

ドールも子も揃って嫉妬深いところ、やはりペットは主人に似る、は、あながち間違っていないのかもしれない。いや、この場合はドールは主人に似る、だな。



家に帰ったら速攻ドールに抱きつき、その日あったことを話す。その時間は些細なことかもしれないが、子にとってはかけがえのないものだった。ドールと話している時は、辛いこと、苦しいこと、そんな悩みは一切浮かんで来ない。ただ、嬉しい、楽しいだけが頭に出てくる。

その後は家族仲良くご飯の時間。ドールも共に食卓に並び、共に食す。ここではあまり会話が盛り上がらないが、子にとってはドールと一緒にいられればなんでも良かった。 美味しそうに菓子とミルクを頬張る姿、もちもちなほっぺを揺らして食べているドールを見ているだけでこちらもお腹がすいてくる。なんて誘惑だ。

夜になればドールは決められた時間に就寝する。そのため、それに合わせて持ち主も寝る準備を始める。実に健康的だ。

子は、ドールが眠そうにうつらうつらとしているのを見て勉強する手を止め、共に寝る。小学生が寝るベッドには見えないほど大きいベッドの上で2人は隣合わせで横になり、就寝する。2人の幸せそうな寝顔を見れば、その仲良しさが伺える。



そんな小学校生活もあと数ヶ月となった。子は6年生になった。受験を控えている子。毎晩のように勉強をしてもうクタクタに疲れ果てていた、ドールはそっと子を抱きしめ、お疲れ様、と一言。その言葉だけでどれだけ頑張れることか。子はより一層努力した。

努力が報われ、子は無事入学希望の中学校の受験に合格できた。ドールもそれを聞いて大層嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねた。

さて、明日は入学式。早く寝よう。

2人は小学校生活最後の夜も共に過ごした。




プランツドールパロ リメイクver.

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