テラーノベル
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こんにちは!
テスト1日目終わって暇!
では8話目どうぞ!
・・・・・・・・・・・
夜のシェアハウス。
リビングの照明は少し落ちていて、静かだった。
〇〇は先に部屋に戻った。
ドアが閉まる音。
それを確認してから、空気が変わる。
若井:……どうする?
軽く言ったつもりの声が、少しだけ低い。
藤澤:このままはまずいと思う
即答。
大森:うん
短く頷く。
若井:でもさ、いきなり踏み込むのも違くない?
藤澤:うん、そこが難しい
沈黙。
コップの氷が小さく鳴る音だけが響く。
大森:〇〇、たぶん“普通でいること”を崩されたくない状態だよね
藤澤:うん、それを守ってる
若井:守り方がちょい極端だけどね
藤澤:だから一気に引っ張ると壊れる可能性ある
若井:じゃあどうする?
藤澤は少し考えてから言う。
藤澤:選択肢を作る
若井:選択肢?
藤澤:①今のまま続ける
②少し休む
③ちゃんと一回止まる
大森:押しつけじゃなくて“逃げ道”を増やす感じか
藤澤:うん
若井:それでも選ばせるの重くない?
藤澤:重いけど、“一人で耐える重さ”よりは軽い
その言葉で少しだけ空気が沈む。
大森:じゃあさ
大森:俺が話す
若井:お、リーダー
大森:リーダーとかじゃないけどね
少しだけ笑う。
大森:一番“普通っぽく言える”の俺だと思う
藤澤:確かに
若井:納得
翌日。
スタジオ前の控室。
〇〇はすでに仕事モードに入っている。
〇〇:今日も午前からですよね
大森:うん
〇〇:了解です
何も問題ない。
昨日と同じ“普通”。
でも、3人はもう違う見え方をしていた。
若井:(小声)すげえな、ほんとに切り替えだけは完璧
藤澤:(小声)そこが一番危ない
大森は少し間を置いてから話し始める。
大森:〇〇
〇〇:はい
大森:今日さ
少しだけ言葉を選ぶ。
大森:ちょっとだけ、休憩多めにしない?
〇〇:……
〇〇:問題ありますか?
その返しは“防御”。
大森:いや、問題じゃなくて
大森:こっちがそうしたいってだけ
〇〇:……
若井:あ、俺もそれ賛成
軽く入る。
藤澤:俺も
空気が少しずつ“囲む形”になる。
でも押してはいない。
〇〇:……必要ですか?
大森:必要かどうかじゃなくて
大森:今の〇〇見てて、ちょっと心配なだけ
沈黙。
〇〇は笑おうとする。
でもうまくいかない。
〇〇:普通に、やれてます
藤澤:(静かに)うん、それは知ってる
藤澤:でも“やれてること”と“平気なこと”って別だから
その言葉で空気が少しだけ変わる。
〇〇の呼吸がわずかに乱れる。
〇〇:……じゃあ
少し間。
〇〇:どうすればいいんですか
その声は、怒っていない。
でも、逃げ場も少しだけ探している。
若井:(小声)来たな
大森:今ここで答え出さなくていいよ
大森:ただ、“一回立ち止まる選択もある”ってことだけ覚えといて
〇〇:……
藤澤:選ぶのは〇〇
藤澤:でも、一人じゃなくていい
沈黙。
その“優しさ”は間違っていない。
でも——
〇〇の中では少しだけ重くなる。
「選ばなきゃいけない」
「決めなきゃいけない」
「迷惑をかけるかもしれない」
〇〇:(小さく)……考えます
大森:うん
若井:ゆっくりでいい
藤澤:急がなくていいよ
“優しさ”が三方向から重ならないように、少しだけ距離を開ける。
でもその分、空気は濃くなる。
〇〇はその場を離れようとして——
〇〇:すみません、準備ありますので
いつも通りの声。
いつも通りの逃げ方。
でもその背中を見ながら、3人は同時に思う。
(まだ、ここで止まってる)
廊下に消える背中は、ちゃんとしていた。
ちゃんとしているのに——
どこか“ひとりで立っている人の形”だった。
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明日のテストはは国語と理科だ〜ヤダ〜(´;ω;`)
ではまた次回!
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# 🦅 m
#ざつだぁぁぁぁあん!!
コメント
5件
ああ、この静かな緊迫感…好きです。 三人が「選択肢」を用意して、それぞれの距離感で優しさを届ける構図が本当に丁寧で。特に大森さんが「普通っぽく言える自分」だから声をかける、っていう自己認識の使い方が巧いなって思いました。でもその優しさが〇〇にとって「選ばなきゃ」「迷惑かけるかも」って重さになるのも、リアルで苦しいですね。 「やれてることと平気なことは別」の台詞、ずしりと来ました。ちゃんとしている背中が逆に痛々しくて…続き、気になります。テスト勉強もあるのにこのクオリティ、すごいです🌷応援してますね。