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ATTENTION!!
こちらnmmn作品になっております。
この時点で理解のない方、地雷の方はブラウザバック推奨。
近いうちにチャットノベル版を作成予定
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・マフィアパロ・💛💜・1部💜❤(左右なし)設定あり・濁点、ハート喘ぎあり・軽度のR-18G要素あり
↓↓↓
sm side
『こちら紫雲、敵のアジトへ潜入しました』
『了解、このまま予定通りに頼む』
『了解』
トランシーバーでボスと会話を交わす。
俺はとある裏組織で働く殺し屋。名は紫雲と名乗っている。
主な仕事は名の通り、殺しとハッキング。敵の情報を盗みとったり俺ら組織の周りを嗅ぎ回る奴らを処分したりしている。
今日俺は、共に同じ組織で働いている赤髪の男と、俺たちの組織から離れたとある建物の近くに来ていた。
ボスから昨日下された命令である。
内容は最近俺らのグループの情報を嗅ぎまわってるという組織の情報を手に入れろとのこと。
赤髪の彼の名は赤桜。一流の詐欺師である。俺たち2人は今まで数え切れないほどの功績を何度も上げてきた。そう、2人が組めば最強と呼ばれるほどに。今回も普段通りにやれば必ず成功するはすだ。
「紫雲、じゃあ俺はこっちやから。とりあえず引っ掛けられたら連絡する」
「了解、あいつのことは任せた。俺は裏ルートから本拠地に入る」
敵のアジト付近でそう会話を交わす。ここからは別行動。
赤桜はここのボス直々に会いに行く。そして嘘の取引を持ちかける。その間に俺はアジトの裏から侵入し、ハッキングして情報を抜き取る。2人にかかればこんな仕事は御茶の子さいさいだ。
敵のアジトの中へと消えていく赤桜の背中を見届けた後、俺も移動を始めた。もちろんここのアジトについては数ヶ月前から完璧に調べあげている。迷うはずもない。
地下の駐車場へと潜り込みそこから本拠地へと繋がる裏口を探す。案の定扉は簡単に見つかり、そのままハッキングで鍵を解除する。
扉を開けた瞬間、目の前にいるのはもちろん敵で。
「なんだ、?!」
敵が銃を構える前に正確に狙いを定め、銃弾で相手の関節を破壊する。
そのまま奥へと進めば敵の数は自然と増えてきて、
前に1人、左右に各2人、後ろに1人。
「…組織一の腕を舐めんなよ、」
磨き上げた俺の腕に見張りをする程の下っ端がかなうはずもなく、俺の近くへと向かった奴らは次々と倒れていった。
予定通りだ。
よし、このまま入口を切り抜けるぞ
「ふぅ、…」
敵を大方倒し終えた後、辺りにちらほらある荷物の影にしゃがみこみ呼吸を整える。
全ては2人の計画通り。
後は坂田からの連絡を待つだけ。1度目の電話のコールがなったら相手のアジト内本部へと向かいパソコンのデータを盗みとる。
***
「まだか、…?……」
遅い、遅すぎる。敵のアジトに侵入してもう15分だ。普段なら10分足らずで来る連絡が一向に来る気配がない。赤桜がここの組織のボスを上手く舌を回らせ相手をする。その間に俺は情報を奪いとる。完璧な計画のはずだった。赤桜が相手を今まで騙せなかったことなどない。そう、つまりこの計画は失敗しないはずなのだ。
そうだ、焦っていても仕方ない。
自身を落ち着けようと、水分を取ろうとしたその時だった。
「ふっ、こんなとこで休憩しとるんや、?」
「はっ…」
気づいた時には既に遅し。
拳銃を頭に突きつけられていた。頭を動かすことができず、相手の顔をはっきりと見ることはできないが恐らくボスだろう。
「よぉ1人で何人も倒したな。さすが殺し屋の紫雲。」
「な、なんで俺の名を、」
「そりゃ、あんたはここらで有名やしな。まさかバレてないとでも思ってたん?」
「くそ、っ…」
幸い拳銃のセーフティーは外れていない。直ぐに撃つ気は無いのだろう。
撃つ瞬間に外すことができる可能性も捨てきれないが、今ここで殺してない時点でその可能性も低い。
まぁ、簡単に結論を出せばすぐに殺されることはないという事だ。
殺されないことを理解し、微動だにしない俺を不思議に思ったのかその男はしゃがみこみ、俺の顔を覗き込んだ。金髪に綺麗な琥珀色の瞳。
ああ、こいつは………
「…琥珀、…」
「はは、…名前知ってたんや、」
俺らの周りで最近被害を出している組織のリーダー。綺麗な黄金色の瞳をしていることからついた名は「琥珀」。
「じゃあ話が早いな。どうすればええんかわかるやろ?」
「チッ…、…」
こいつに捕まる訳にはいかない。
「!!!」
相手の拳銃を持っている手首を掴みそのまま捻る。
そのまま直ぐに立ち上がり、多少の距離を取った後、相手に拳銃を構え睨みつけた。
「…いったっ、…、…急に乱暴やね、ま、当たり前か、」
相手の反応を見て俺は拳銃のセーフティーを外した。これでいつでも引き金を引くことが出来る。
しかし彼は怯えた様子を微塵にも見せないどころか笑っていた。
「ふふ、そんな怖い目で見んとってやぁ。……あ、せや、面白いもんがあるんよ。これなんやけど」
彼がポケットからスマホを取り出して俺に見せる。
「…え、…っ、」
彼から見せられた画面には立った状態で両腕を頭上で縛られている赤桜の姿。上の服は脱がされた状態で肌に痛々しい傷が何ヶ所か見える。彼の意識は既にないようだった。
「詐欺師の彼に俺の相手をさせてその隙にハッカーのあんたが情報を盗むんか。はは、大した計画やなぁ」
「おまえっ、…赤桜になにを、!」
「ちょっと痛い目に合ってもらっただけやで、殺したりはせんから安心しぃ。」
どこが安心できるというのだろうか。
「ほら、やること。賢いあんたならわかるやろ?」
「くそっ、…」
拳銃のセーフティーを戻し、そのまま床に捨てる。その後予備弾が入ったベルトやナイフも共に捨てた。
「ふは、ようわかってるやん。じゃ、もちろんついてくるよな?」
「…チッ、」
相手に両腕を後ろで捕まれ、そのまま引っ張られる。その場から暫く進んだ先にあった扉をあけると暗い部屋に人影が見えた。
男が電気をつけるとそこに居たのは馴染みの深い人物。
「赤桜!!」
「ちゃんと生きてるから安心しい。ほら、あんたはこっちやで」
「っ、くそっ!」
無理やり椅子に座らされると、両手を肘掛の上で縛られ、両足は椅子の脚に固定される。さらに胴体に縄が巻かれ、身動きが殆ど取れない状態になった。
せめてもの抵抗で男を睨みつけたが笑い返されてしまった。
「まぁ改めてやけど俺は琥珀。名前はセンラって言うんよ。仲良くしようや」
「……この状況で仲良くしよう?…ふざけてるんか?」
「ははっ、ふざけてなんかないで紫雲、…あんたの名前は?」
「そんなんどうだってええやろ。紫雲でも好きに呼べや、」
「別に組織でなんて名乗ってるかなんて興味無いねん。俺が聞きたいのはあんたの本名や」
「…そんなん言うわけ」
「坂田はすぐ吐いたで?」
「はっ?」
目線を赤桜に向ければ、意識のない彼。足の力が抜けているが手錠のせいで座ることも許されない状態だった。
「ほら坂田、そろそろ起きろや」
「う”ぐっ、…っ…、」
琥珀が赤桜の腹を殴る。すると苦しそうにしながら彼は目を開けた。
「坂田は耐えきれんくてすぐに名前言ったもんな、?」
「っ、…ゲホッ…っ」
呼吸が上手く整わないのか彼は何度も荒い咳を繰り返し、数回赤みの混じった唾を床に吐き捨てた。
「赤桜、っ、」
「…はぁ、っ、紫雲、ごめんな、…あんたもはよ、吐いた方がええっ、…こいつはやばすぎる、っ、」
何をされたのか、聞きたくもない。
「ほら、坂田もこう言うとるよ?あんたも教えろや、」
「そんなん言うわけっあ”ッっ?!?!」
突然全身に鋭い痛みが走った。見ると琥珀はスタンガンを片手にしていた。
「っ、…ぃ”……った、”っ、…」
「あーあー、痛そうやなぁ、…ほら、はよ言った方が楽やで?」
「っ、言うわけ、ないやろっ、」
「ふーん、…まぁ、言わせるまでやけど、…ちなにさっきの1番低い電力やからな?」
「…は、、?!」
「…まぁ、次は電力あげてみよか」
「ちょ、…いややっ、…」
琥珀は俺の首元にスタンガンを当てた。
「嫌やったら、言えばええだけやん。名前、言うだけやろ?」
「それは、っ、…」
本名がバレたらどこから俺の情報が漏洩するかわからない。漏れたらもう俺はこの組織で働けない。
「ふーん、…言わないんや」
「あ”ぁぁぁ”ッ…っっ!!」
さっきよりも強い衝撃がはしる。しかし、失神できる程ではなかった。おそらく、失神しないよう上手く調節しているのだろう。
でも名前がバレる訳にはいかない。
「…言わないんや、言った方が楽なんに……びゃあ、また電力あげるで?」
「……俺は何されても言わへんからなっ、…っ!」
琥珀は驚いた様な表情をしたかと思えばすぐに口角を高くあげた。
「ははっ!…そうやな。確かにあんた痛みに強そうやし、あんたがこれを受けるんは終わりや」
「えっ、?」
「次からこれを受けるんはあんたやない、坂田や。」
「…は?」
そのまま彼は苦しそうにしている赤桜のそばへと行った。そのまま彼の腰元にスタンガンを這わせる。
「ゃ、…やだ、…っ!それもういややっ、」
「あんたの相棒が言わないからこんなことになるんやで」
「っああ”あぁ”っ!!や”だっやめ”で”!!」
「赤桜っ!!」
そのままガクンと赤桜は意識を失った。意識がないのにも関わらず彼はまた赤桜へとスタンガンを近づけた。
「まって!まってや!」
「ん?どうしたん?」
「言うからっ!言うからもうやめてやっ、」
「ふは、…やっぱり仲間が自分のせいでやられてるんは嫌か」
「…言うから、…もうやめろやっ、…しま、…志麻。」
「志麻…、へぇ」
「言ったんやから、これはよ外せっ、!」
「何言うてんの?これで終わりなわけないやろ?」
「っ、…!」
わかってはいたが手足の自由が聞かない以上、言葉で抵抗するしか術がない。組織の情報は何があって吐いてはいけない、俺は再び琥珀を睨みつける。
「はは、その顔そそるわぁ、…とりあえずこれ飲もうな」
「嫌に決まってっ、んぐっ、?!」
口をこじ開けられ、無理やり錠剤を口に入れられる。そのまま水を流し込まれて鼻をつままれれば、抵抗できない俺は飲み込むしか術がなかった。
「っ、…はぁっ、何飲ませてっ、」
自白剤か、毒薬か。毒薬なら最悪いい。組織の情報が漏れるくらいなら死んでやる。
「そんな怯えんくて大丈夫やって、死んだりせんよ」
「…く、そ、…っ」
これから何をされるのか恐怖でたまらない。
自分が拷問を受けるのはべつに構わないが、拷問に弱い坂田が目の前で拷問を受けるのは耐えられない。だって俺は______。
「…坂田は意識ないし、志麻くんに選んでもらおうかな」
「えっ?」
「志麻くんは坂田が拷問を受ける姿は見た無いんやろ?」
「なにいって、」
「顔にまんま書いてあるで?ふふ、志麻くん分かりやすすぎや」
「っ、」
こいつの目的がわからない。情報が目的じゃないのか?まるで俺達を遊んで楽しんでいるだけのようにしか…。
「俺が坂田と志麻くんにそれぞれ与える罰を言うから、志麻くんはどっちが受けるか選んでな?」
「っ、ほんま最低やなあんた。どうせ俺があいつに受けさせないことくらいわかっとるんやろ?」
「ふは、どうだか」
選べるならまだ安心できる。彼が痛い目にあっているのは耐えられない。
俺が全て受けてやる。
「うーん、…じゃあ最初は、、…」
彼が近くにある道具が並べてある机とすぐ横の大きな金属缶の中から、それぞれ何かを取り出すと、こちらに近づいてきた。
バットと、、羽?
「最初やしこれにしよか」
「…、なにするん、それ」
「坂田がこのバットで腹を殴られるか、志麻くんがこの羽で擽られるか、…どっちがええ?」
「………は、?」
何を言っているんだこいつは。
「これ、ちゃーんとした拷問やからね?擽られるのは時には凶器にもなるし、志麻くんは今身体動かせへんもんな?」
「っち、…」
「ほら、はよ決めてや。あと10秒な」
「何がしたいんあんたは」
「別に、余興やって。決めないんなら問答無用で坂田になるから」
「は、ふざげんなよ」
「ほら、5、4、3、…」
「っだる、…俺。…俺が受ける」
これ以上坂田を傷つけられてはたまったもんやない。
「ふは、即答か」
「何が目的なんか知らんけど、あんたの好きにしたらええやろ」
「じゃあお言葉通りに」
「ん、ふははははっ、!あ”っ、う、やめっ、あはは”っ、はっ」
「ふは、ほんまに滑稽やなぁ」
「ふ、ぅ、ははっ”っ、 や”っ、も、やめてぁっ、ははっ、” あはははは!!っ」
傍から見たらどれほど滑稽なのだろうか。敵にに拘束され身体を動かすこともままならず擽りという拷問受けている俺の姿は。
数分間の地獄の後、そろそろ酸欠を引き起こしそうな時、ようやく彼の手が俺の身体から離れたのだった。
「はっ、ふぅ、…っ、はぁっ、はっ、……っ」
「ふぅん、…身体触られるん弱いんか」
「ちがっ、んなわけないやろっ、はぁっ、…」
声を出し続けたせいなのか身体があつい。
そんな俺の事を気にする素振りもなく、彼は再び器具が置いてある机へと向かった。
「じゃあ次はこれかな」
「っ、なに、」
彼が手にしていたのは小型のペンチ1つ。
「坂田がペンチで爪を剥がれるか、志麻くんが俺とキスするか、どっちがええ?」
「……は、?」
「ほら、どっちにするん?」
「…後者。…さっさとしろや」
「そんなに急かさんでもええやろ、時間はまだたっぷりあるんやから」
彼が俺の元へと顔を近づけると、そのまま唇同士が触れ合った。生暖かい感触が気持ち悪くて、でも不思議と拒絶するほどではなかった。
「んぅ、?!…」
触れ合っただけのキスから彼はゆっくりと俺の口の中へと舌を忍ばせていく。
「んっ、ふぅ、んぅ…っ、…ふぁ、…」
「ん、っ、…」
…知らない。
こんなキスしたことない。こいつ、…キスが上手すぎる。
先程から気のせいだと感じていた身体の熱は徐々に大きくなって、そこまで汗をかく体質ではないのにも関わらず額から汗が垂れ落ちた。
「っ、んぅ、…ふっ、ぁ、…」
彼の舌は器用に俺の口内をまさぐり、そのままお互いの舌が絡む。歯列をなぞられたり上顎を刺激される。
「ん~~~っ、!!っふ、!ぅ、」
息ができない。
苦しい。
…あかん、脳が溶けそう。
「ぷはっ、!…っ、はぁっ、はあっ、」
数分間のキスの後ようやく互いの口が離れた。
「随分下手やな。あんた人とキスしたことないん?」
「なにいうて」
「ハニトラしてると思っとった。」
ハニトラ。機密情報などを得る目的で、色仕掛けで対象を誘惑すること。
勿論この世界にいれば、男だろうが関係なくやる人は多い。しかし俺も赤桜もしたことはない。気持ち悪い連中らに自身の痴態をさらけ出す事に嫌悪感を抱いていたのも勿論だが、ハニトラなんかをしなくても今までなんの不都合もなく仕事ができていたからだ。
「ハニトラするほどスキルがないわけないやろ」
「さぁ、ハニトラも十分なスキルやと思うけどな」
「…お前、ほんまに何が目的や、っ」
「なんやろね、」
彼が再び机の元へと向かっていく。
次は何をされるのだろうか。
恐怖で熱を帯びた身体に悪寒が走る。
「……じゃあ、これかな」
彼が手にしたのは長細いワイヤーのようなもので。恐らく鞭だろう。
「志麻くんが選んでええよ。坂田が鞭で滅多打ちか、志麻くんが俺に抱かれるか」
「抱かれるって、…」
「まんまの意味やで。志麻くんが後ろ掘られるってことや」
「…っ、ほんまクズやろ、…っ」
「ほら、はよ選んでや。選ばないんやったら両方坂田にやるで、?」
「それだけはやめろやっ、!」
「はいはい、わかったからはよ選べや」 「…っ、クソが」
「ゲホッっ、…ゲホッ、…、」
数回の咳をする音が聞こえた先を見ると、そこに居たのは意識を取り戻した赤桜の姿で。
「赤桜っ、!」
「…紫雲……ええ、っ、俺が受ける。あんたばっかり受け取ったら俺がきつい、」
「でも、っ、…赤桜やってしんどいやろっ、…琥珀、俺が受ける」
「はは、坂田良かったな。志麻くんがあんたの代わりに全部やってくれて」
「紫雲っ!」
「…見んとって、俺は別に掘られようと気にしてへんから」
「ふは、かっこええなぁ。…坂田、よく見とくんやで。あんたのかっこいい相棒が俺に犯されるところ」
「紫雲っ、…!!」
彼は卓上からアーミーナイフを手に取るとそれを俺の鼻につけた。
「っ、…」
「ほら、動かんといて。綺麗な身体に傷がつくで?」
「…ちっ、…」
彼がナイフを一振りするとワイシャツが綺麗に割けていた。俺の上半身が露になると、ニヤリと口角を高くあげる
「えっろ、…こんな身体して枕もしてないんや」
「…今までした事もないわ」
「なら当たり前やけど処女やんな?」
「処女じゃないやつの方が少ないやろ、…どうせ掘られる方なんて痛いだけやし」
「ふは、そういうんは終わってから言うんやで」
俺の言葉を聞こうともせず彼の手が俺の上半身に触れた。
「ひゃ、ッ、…ゃ、…え、ぁッ」
「ふは、敏感になっとるやん」
「やっ、ちがッ、!…なんでッぁ、、…」
「ふっ、開発済みなんやね」
「そんなわけっ、ッ…ぁ、」
「ほら横見て、坂田に志麻くんが感じてるとこ見られてんで?」
「ぁ、…やだッ…、みんとって、ッ、ふ、ぁ」
おかしい。
まるで自分の身体では無いみたいようだった。身体の熱は上がり続け収まる気配はない。
「志麻くん、最初に飲ませた薬、もしかして毒薬とかやと思っとるん?」
「っ、…どうせそんなんにっ、ぁ、決まっとるやろっ、…ふぁっ、ぁ、んぅ…」
「媚薬やから、飲ませたん」
「はっ、…っ、?なにいってっ、んぁ、…っ」
この身体の火照りも、身体が敏感なのも全部薬のせい?
「志麻くんが気持ちよくなれるようにお手伝いしてやったんやで?」
「そんなんいらんっ、~~っ、んぅ、”……っ、」
「…唇噛むなや」
自分の口から無意識に発せられる声が気持ち悪くて。必死に口を紡ぐ。それでも声を全て抑えることは出来なくて。
「下開けるで」
彼が俺のズボンのチャックを素早くおろし、下着から俺の自身を取り出す。
媚薬のせいだろうか、俺のモノは激しく熱を帯びていた。
「媚薬でつらいやろうし、1回イっとこうな」
「っ、…ふっ、…ん、ぁ”…っ、…♡」
自慰なんてほとんどしないのに。ましてや他人に触られることなど初めてなのに。
彼に上半身の突起と共に自身を扱かれると素直に快楽を拾ってしまう。
「っ、や、っ”…いく、っ~~~ッ♡」
身動きの取れない状態で快楽を逃す所はどこにもなく、呆気なく俺は達してしまった。
「もうイったん?…随分早漏やなぁ、…」
「…うるさ、…はぁっ、…ほんま死ね」
「…そういうこと言うてええん?あんた自分の立場、はよわかった方がええよ」
そう言うと、彼は俺の足を固定している縄を解き、そのまま俺の足を肘掛へと持ち上げた。そして縄で固定されてしまえば、後方を大っぴらにさらけ出した所詮マングリ返しのような体制になってしまう。
「いやっ、…この体制いややっ、!」
「うーん、…後ろ弄る時はズボン邪魔やなぁ…」
彼がナイフで丁寧に俺の服を割いていく。数分すれば俺の膝下を除く下半身のズボンは剥ぎ取られていた。
そのまま下着も切り裂かれれば俺の秘部は彼に丸見えになる。
「…もういややぁ、…っ」
「じゃあ志麻くん、媚薬が抜けないうちにナカの開発始めような」 「っ、…」
彼がローションのボトルのキャップを外し俺の秘部へとかける。
彼の指が俺の後方に触れ、そのまま入口付近を解すように弄られた。
「っ、…いや、…ごめんなさっ”…っ」
「…挿れるで」
「っ、…ふ、っ~~ぅ”」
彼の指が俺のナカに入ってくる。わかってはいたが、異物感がすごい。
彼の手はゆっくりと俺のナカを奥へと進んでいく。ゆっくりだからなのか、ローションのおかげだろうか痛みこそなかったが、恐怖も異物感でたまらなかった。
こんなんで気持ちよくなんてなれる訳がない。そう思っていたのに…
「っ、…ぁ”っ、?!」
彼がナカの指をバラバラと動かしているときにある1点を掠めた。
「…ここか、…ここやんな?」
「っ、今のなに、」
「志麻くんの前立腺やで、もしかして知らないん?」
「…なんや、…それ」
「え、ほんまに前立腺知らんの?…ふは、流石処女やんなぁ」
「…嫌や、…やめてや、…」
「志麻くんここは男でもオンナノコみたいにイける気持ちい場所やからな。ちゃんと覚えような♡」
「っ”…ぁ”…ッ…♡…やだそこ”ッ、きもちわるっ、~っ」
彼が俺のナカと同時にモノを扱く。ナカの一点をカスめられるとおしっこがでるよんなじんとした感覚がダイレクトに伝わってきて気持ち悪い。
「1回これでイってみような」
「…やだッ…そんなんでイけるわけ”… ♡ぁ”ッ…っ、♡」
「志麻くんならできるできる」
後ろのじんとした気持ち悪さと直接の自身への刺激のせいで俺の射精感は自然と増していく。
「っ、…いく、…はなせ”やっ”…♡…ゃ”…いきたないっ、…っ”♡」
「…志麻くん、……イけ」
「っ”っぅ”~~~っ”♡♡♡」
身体がビクンと跳ね、激しく白濁液を吐き出す。しかし、イった直後にも関わらず刺激は止まらなかった。
「なんでっ、”…っ”♡やぁ”…むり”…いっかいとめて”…~~っ”♡」
「志麻くん、後ろ気持ちいなぁ」
「や”だぁ”…またいっちゃ、…すぐいっちゃう”…っふッ~~っ♡♡っぁぁ”…っあ”♡」
「ふは、…またイったん?早すぎやろ」
「ゃ”っ、いったっ”♡♡、もういったの”っ、つらい”~~っ、”♡」
「志麻くん、もう後ろしか触ってないの気づいとる?こんなに早くオンナノコになっちゃったんやね︎♡」
「や”ぁ”っ、♡むり、っもやだ”っぁ”♡」
イってもなお快楽の波は治まらず、刺激も止まらない。
「や”~~っ”♡♡も”、ゃ”あ”♡」
「志麻くん、もちろんやけどまだまだこれからやらな♡♡」
後ろを弄られてどれくらいが経ったのだろうか。
何回達したのかも分からない。射精を繰り返したソコは殆ど男としての役割を果たしてはいなかった。
ようやく彼の手が止まると指を抜かれ、そのまま手足の拘束が解かれる。
散々イかされて脱力した俺が相手にかなうはずもなく、軽々と持ち上げられて別の部屋へと連れていかれた。
大きなベッドが一つだけある部屋へと。
「よっと、」
彼にベッドの上へと降ろされると同時に、手を押さえつけられそのままベッドヘッドの柵に固定される。
「っ、も、ゆるしてや”っ、つらぃ、”っ」
「大丈夫、気持ちいだけやからな」
彼が俺をうつ伏せにさせ、そのまま膝を立たせられると、彼に尻を突き出すような体制になった。
「ひっ、…ッ…」
彼は俺の後方に冷たい、恐らくローションだと思われるものを再びかけられる。
「…痛かったら言うんやで」
カチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。これから何をされるかなんて言われなくてもわかる。
「っ、…いややぁっ、…」
自然と出てくる涙をポロポロと流し、首を振るが彼は止めるはずもなく、俺の腰に手を添えた。
「ふ、っ、…ぅ”ッ…、っ、ぁ、」
「…っ、……ッ」
俺のナカヘ彼のモノが入ってくる先程とは比べ物にならないほどの強烈な異物感を感じる。
「ふぅ、…っ、はぁッ…っ、ぅ”…っ」
「志麻くん後ろ苦しいよなぁ、…ごめんなぁ、…でもすぐ気持ちよくなるからな」
ゆっくりと彼が動き始める。異物感が酷かった最初と比べて徐々に快楽を拾い始めてきてしまった。
「っ、”…ふぅ”♡…っぅ”~ッ♡」
「志麻くん、前立腺当ててええよな?」
「ゃ、…まって、むり、やだやだ」
「後ろ掘られて痛いだけって言ったん志麻くんやもんな?…気持ちくなんかならへんのよな?」
「ちがっ、あれはッぁぁ”あ~~ッ”“♡♡♡」
俺が喋り終えるのを待つこともなく彼は思い切り俺の前立腺に熱を帯びたソレを打ち付けた。
目の前がチカチカして焦点が狂う。
「ぁ”…っ、…ッ”や”…♡むり”…そこきらい”…ッ~っ”♡♡」
「嫌いやないやろ、大好きやんな?認めた方が気持ちええで?」
「ちがっ”きもちくないっ”♡…やだぁ”…ぁぇ”…♡♡」
「気持ちくないん?じゃあもっと気持ちくしてあげるなッ♡♡」
彼が腰を退けギリギリまで自身を俺のナカから抜いた。
「ぇ、まって、…やだ、”…」
「気持ちくなりいや♡」
「…ぉ”ッ~~~っ♡♡♡」
彼によって思い切り打ち付けられたモノは俺の前立腺を強く押し付けた。それと同時にぷしゃあと激しい水音がして辺に水が弾け散った。
「っ、ふは、っ、潮ふいたん?…っ気持ちよかったんや?ちゃんと認めような?」
いっそバカになってしまった方が楽なのかもしれない。
「あ”…♡きもち”♡きもちぃ”からぁ”…♡♡」
「ふは、…認めてくれたんや♡」
「や”…またイく”…ッ~~っ?!?!♡♡♡」
「もう出るもんなぁんもないんや♡すっかりオンナノコやね♡」
「ぁ”…♡っ、そ”…ぅ”ぇ、♡♡」
「、…あんたはもう俺のものやんなっ、?」
「そぉ”っ、♡♡ぁ”…せんら”のやか”ら”ぁぁ♡♡♡っ~~っ」
「ふは、…堕ちた、」
「ぅ”~~♡♡もうしんじゃ”~ッぁ”♡♡」
「はっ、…だすで、…っ」
彼が俺のナカに激しく熱を吐き出すと共に、俺は意識を手放した。
きっと変わってしまう。
…いや、変わってしまったんだ。
俺は
このままきっと、
彼の手に
堕ちていく____。
─ 続 ─