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呪術師の妹

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呪術師の妹

第14話 - 第14話　『奥田さんって結構正直なのね…』

5

2023年08月16日

#文豪ストレイドッグス

#暗殺教室

#クロスオーバー

#にじさんじ

#悪魔執事と黒い猫

アイ@低浮上

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アイ@低浮上

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〜シュリ視点〜

殺せんせー「お菓子から着色料を取り出す実験はこれで終了！！

余ったお菓子は先生が回収しておきます」

買ったのは私達なのに如何して先生が回収するの？

しかも私良いところのなんだけど

美咲「給料日前だからってら授業で甘味を調達なんて…」

『なんで地球を滅ぼす生物が給料で生活してるの？』

ふと殺せんせーに近付く奥田さんが目に入った

奥田「あ…あのっ先生……」

奥田さんは殺せんせーにフラスコを差し出した

奥田「毒です！！飲んで下さい！！」

その言葉にクラスの殆どが崩れ落ちた

私は呆れて何も言葉が出ない

殺せんせー「……奥田さん

これはまた正直な暗殺ですねぇ」

奥田「あっ…あのあの」

わ，私皆みたいに不意打ちとかうまくできなくて…

でもっ化学なら得意なんで真心こめて作ったんです！！」

杉野「お，奥田…それで渡して飲むバカはさすがに…」

そうかな

彼なら普通に飲みそうだけど

殺せんせー「それはそれはではいただきます」

杉野・敦・シュウ・イッテツ「飲んだ！！」

仲良いわね貴方達

そして兄さん，警備に戻って

イッテツ君は崩れ落ちた音を聞いて駆け付けたのかな

殺せんせー「！！こ…これは…」

にゅ，と角が生えた

全員「（なんかツノ生えたぞ）」

シュウ「That’s interesting

I’m going to record it.

（面白いね

録画しておこうっと）」

兄さんはスマホを構えて録画する

殺せんせー「この味は水酸化ナトリウムですね

人間が飲めば有害ですが先生には効きませんねぇ」

なんで分かるのかしら

奥田「……そうですか」

殺せんせー「あと2本あるんですね」

奥田「は，はい！」

殺せんせー「それでは」

殺せんせーはもう一本飲み干した

殺せんせー「うっうぐぁっ

ぐぐぐ…」

バサッ，と羽が生えた

全員「（今度は羽生えた！！

無駄に豪華な顔になってきたぞ）」

イッテツ「無駄に勿体無い豪華な顔になって来たな」

殺せんせー「Σ（ﾟдﾟlll）（ガーン）

酢酸タリウムの味ですね

では最後の一本」

今一瞬悲しんでなかった？

全員「（どうなる！？

最後はどうなるんだ！？）」

殺せんせーは真顔になった

全員「真顔になった…

変化の法則性が読めねーよ！！」

殺せんせー「王水ですねぇ

どれも先生の表情を変える程度です」

『真顔…』

美咲「逆に凄いわ」

少し目を離すと殺せんせーは元の表情に戻っていた

殺せんせー「それとね奥田さん

生徒1人で毒を作るのは安全管理上見過ごせませんよ」

奥田「…はいすみませんでした…」

奥田さんはしゅん，とした

殺せんせー「放課後（このあと）時間あるのなら一緒に先生を殺す毒薬を研究しましょう」

それを聴いた奥田さんは笑顔になった

奥田「…は，はいっ！！」

茅野「……暗殺対象（ターゲット）と一緒に作る毒薬ねぇ」

呆れた様にカエデちゃんが云う

渚「……後で成果を聞いてみよう」

如何なるんだろう

利用されるだけだろうけど

〜翌日〜

茅野「…で，その毒薬を作って来いって言われたんだ」

私は興味本位で聴いていた

すると私の電話が鳴り響いた

スマホを手に取って校庭に出る

『なんですか，“和宮さん”

なんで私の電話番号知ってるんですか』

和宮「《いえ，先日貴女のお兄さんに会って連絡先を教えてもらいまして

何故日本にいるのか気になってしまって》」

『そうですか

まぁ，暫くは日本で仕事をするので仕事が被った時は宜しく頼みます』

私は電話越しだが，お辞儀をした

そして電話を切った

校舎に戻ろうとしたらある人影が目に入った

私はその人の名前を声に出そうとした

『烏間せんせ…』

烏間「しかしながら本部長

それは生徒達に不安を与えはしないでしょうか」

！電話中か

なら行っちゃ駄目だね

本部長「《烏間君，君は生徒の不安と地球の不安どちらが優先だ》」

烏間「……」

本部長「《国の決定だ

探偵社やポートマフィアはともかく，もとより素人の子供達に殺れるとは思っておらん》」

そんな軽く見てると痛い目見ますよ，なんて

烏間「…それでその3人の人物はどのような」

本部長「《殺し屋の方は手練れだよ

世界各国で11件の“仕事”の実績がある

そして探偵社から追加で1人入る

異能は強力なものと聞いている

カネシロファミリーからも1人くる

先程の2人はあの“カネシロ”の姉と妹だ

即戦力にはなるだろう》」

…カネシロ…！？

なんで…アイも…来ない筈じゃ…“だって私が探偵社の社長に頼んだのに…！”

本部長「《正真正銘…プロの暗殺者達を送り込む》」

その言葉は私にとって死刑宣告を受けた様に重くのしかかった