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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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深澤side

この俺が脈ナシなんてことあるんだな

なんて考えながら

つまらない授業を抜けてきたら

屋上のドアが開く音がした


期待して振り返ると

そこには俺の好きなあの子がいた


彼女は驚いて

咄嗟に逃げようとしたところを

捕まえた


今逃すともう話せない気がして。


聞くか迷っていた

俺を避けている理由をとうとう聞いた


彼女から聞いた話は壮絶だった


ものを隠されるだけじゃなくて

こんな細い腕に

痣までついてしまうくらい

ひどい仕打ちだった


こんなになるまでほっといた

その幼なじみとやらにも腹が立ったけど

そんなことよりも

この消えてしまいそうなほどに

儚い彼女を抱きしめたくて

無意識で腕の中に閉じ込めた


初めて

受け入れて貰えた


〇「いつまでこうしてるつもりですか?」


そうやって冷たく言い放ったけれど


腕の中にいる彼女は

頬は少しあかくて

上目遣いで言うもんだから

可愛すぎてキャパオーバーだった


その日から彼女との距離は

確実に縮まった


1時間もあるのに

短く感じるくらい彼女と一緒にいるのが

楽しくて仕方なかった


でも肝心の俺のアピールは

全く届かず


そんな時

俺らの学校で

大イベントが始まろうとしていた


それは


体育祭


俺はある競技にかけて

彼女に振り向いてもらう作戦を考えていた



next……

皆さんも体育祭の思い出ありますか🫣💕

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コメント

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ユーザー

〇〇ちゃんがこけて、ふっかさんがお姫様抱っこで保健室まで連れて行く とかどうですか❓

ユーザー
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