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1936年、これは世界の分岐点と言えるだろう。
第一次世界大戦、この戦いで滅んだ国がいくつもある。
ドイツ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国、ロシア帝国、オスマン帝国。
私たちは何処で道を間違えたのだろうか。
我々には最高の技術力がある、我々には誰にも劣らぬ民族である。
古い地図を書き換えるときだ。
1936年1月21日バイエルン州某所
???「私たちの計画は如何程に?」
???「はい、親衛隊の援護によりバイエルンでは自由に行動できます。」
???「よくやってくれた。ではヒムラー殿にこう伝えてくれ。」
???「オランダに宣戦布告するよう総統を説得せよと。」
同日、親衛隊本部
ヒムラー「む、手紙とな?」
隊員「はい、バイエルンからです。」
ヒムラー「ふむふむ、オランダに……とな。」
ヒムラー「よし分かった、こちらから了解したと言ってくれ」
隊員「了解しました!」
ヒムラー「さて、私はこれに乗じて……フフフフ……」
ヒムラーの近くにあったクッキーを一口で食べた。
そのクッキーは今までより笑みをくれた。
このクッキーのように……
2月1日総統官邸
ヒトラー「ヒムラーが今日来るとな?」
使用人「はい、お伝えしたいことがあると……」
ヒトラー「何を考えているか分からんがあいつの事だ。」
ヒトラー「奇策を思いついたのだろう。」
コンコン
静かにそして冷静に扉を叩く音が聞こえた。
ヒトラー「入れ」
そう命令し、ヒムラーが入った。
ヒムラーは楽しみにしていたかのように座りもせずすぐに話した。
ヒムラー「総統閣下、我々はそろそろ領土拡張をしなければならないのでは?」
ヒトラー「ほぉ?どうゆうことかね。」
ヒムラー「我が国は最高の国です。しかしまだ錆があるかも知れませぬ。」
ヒムラー「その錆を研ぐ国を見つけました」
ヒトラー「何処かね?」
ヒムラー「オランダです。」
ヒムラー「かの国は軍事力が乏しく、訓令兵の良い相手となるでしょう」
ヒトラー「よし分かった。お前の話充分に検討しておく。」
ヒムラー「ありがとうございます!」
ヒトラー「では今日ももう遅い。帰って良い」
ヒムラー「はい、それでは」
ハイル・ヒトラー!!