「 Hello _? 」
「 喂wéi _ ? 」
「 日本、中国を呼んだから、な? 」
必死に寄り添うも、彼は布団から出てこなかった。
「 鎖国の時のようだな。」
「 ねぇねぇ 、ドイツ鎖国の時どうやって日本を出したの〜? 」
「 俺はやっていない 、兄さんから聞いたというだけだ。
鎖国を開いたのは 、オランダと、アメリカだったか、、いや、もう覚えていない、 」
「 ふーん ? じゃぁさ!!こんなの簡単だよ!
ハグすればいいんだよ!!!」
「だから、何度言ったらわかる。
お前の文化とこちらの文化は違うのだと!」
「 … 中国、来るって言ってたけど、
3時間近くはかかるらしいぞ。」
「 … そうか 。」
「 ッ 、!! 」
見えていないのか 、地面を手探りで進み始めた。
今はそっとしておくのが1番だろうと考えた俺が馬鹿だった。
進んでいき、地面に落ちた。
「 日本 !! 」
彼は布団から出て、うずくまっていた。
「 だ、大丈夫?」
イタリアが駆け寄ると彼は振り向くと同時にイタリアを殴った。
「 ぐっ 、!! 」
彼は何とか受身をとり、耐えたが、
普段の彼がするはずない行動に周りのみんな、俺も含め息がつまり、
困惑してフリーズしていた 。
彼はニヤリと微笑み 、真っ赤な目で笑った。
「 あははッ 。 ん ?ん”ーーー 、
少し体が訛っとるなぁ 。……… !!
アメリカ … 。 久しぶりだな 、笑 」
彼は不敵な笑みを浮かべて走り出した 。
近くにあった日本の刀をアメリカに託した。
「 アイツを追いかけるぞ !! 」
「 やめた方がいい。」
いつも馬鹿げたような言葉を発するアメリカの声ではなく、真剣な声で呟いた。
「 … アイツは 、菊のようには行かない。
前のようには行かない。
捕まえても意味無いんだ 。殺す勢いで倒さないと 、
アイツは止まらない。 」
「 … 何言ってんだアルフレッド 、
……ッ 、 アイツは ッ!!!! 」
「 甘いアイツはもう居ない。
あの目は … 日帝だ 、あの時 、トドメを刺したけど、
今回はそういうことには行かないと思うんだ。」
「 とにかくあいつを追わないと 、 」
彼の後を追った 。今中国に合わせる訳にはいかない。
中国が来るまでには 、元のアイツに 。
「とにかくあいつに刀を持たすな。
何があってもだ。」
「待ってよドイツ 〜!!
そんなこと言っても 、ここは日本、
刀なんてそこら中に 、」
「 今の時代刀なんてそうそうないだろう!」
「 菊 、? 」
「 …… 中国 ? 」
「 …… 日帝 … お前 、 」
「 あはっ 、何故ここにいる 。
そこを退け 。邪魔者 。 」
「 ……我への言葉の使い方も忘れたか。 」
「 … お前を兄だと認めたことは1度たりともない。 」
「 逃げろ中国!!!! そいつは!!! 」
「 … 忠告しておくある。 今すぐ跪け。」
中国の声に何も響いてないのか 、睨みつけるばかりだ。
「 … 最後の忠告ある 。 跪け 。」
「 … 断る 。」彼は落ち着いた声でニヤリと微笑んでいた。あの笑み 、見た事がある 。
日中戦争の時の あの顔だ … 。
「 … そうか。 残念ある。
少し眠っておくよろし 。 」
バチりという音と共に日本は倒れ込んだ 。
「 ……やっぱり 、仕込んでおいて良かったあるな。 」
「 仕込む … ?」
「 … お前らが来る前に我が日本を送り届けたあるよ。
久々に会った時の顔が日帝だったから。
万が一のために電流首輪をしておいてよかった。」
「 流石だな、準備がいい 。」
「 …… ねぇねぇ、日本大丈夫なの 〜、? 」
「 … 1度 、監禁になってしまうが 、
檻か、手錠をしておいた方がいいかもな。
誰かを殺す前に 。」
手が 、痛い 、
動けない _ 金縛りにあった時のよう 。
「 ん 、」目を開けると久々の眩しい色彩の光が視界に飛び込んだ 。
「 … あ 、見える 、」
周りには何故か 、皆さんがいた 。
「 皆さん … ? 何故 、私の家に 、? 」
「 … お前のせいある 。」
「 お前が心配でな 、」
「 いえ、こちらこそお手数をお掛けしてすみません 、」
起き上がろうとすると 、じゃらという音とともに体の不自由さが伝わった 。
「 すまないが 、しばらく安定するまでそのままでいてくれ 。 」
「 な 、何故ですか 、?
四肢を縛られては何もできません 、 」
「 元に戻ったんだね、日本 、良かったよぉ 、」
イタリアくんは腕を冷やしていた 。
「 … どうかされたのですか、、? 」
「 あ!違うんだよ !!
俺ね、また転んじゃってさ 〜 !! 」
「 お前のせいあるよ 。
お前がやったんだ 。イタリアを殴りつけたあるよ。 」
「え 、」
「 おい中国 !!!」
殴った 、? 殴りつけた 、?
私が 、彼を 、?何も 、記憶が無い 、
「 大丈夫だよ!!日本 !!俺平気だから!!」
「 ッ 、すみません 、すみません 、 」
こういう時 、どう謝ればいいんでしょう 、
痛いですか は 自分からやっておきながらと思いますし 、
大丈夫ですかもおかしいですね 、
記憶にないなんて事絶対に言えません 、
「 ごめんなさい 、すみません ! 」
謝ることしか出来ませんでした 、
なんと言えばいいか分からなくて 。
コメント
9件
腐腐腐腐腐!
すみません、カバーイラスト無断転載ではないでしょうか? ゴネルコ様に許可は得ましたか? もう得ていない様でしたら変更をお願い致します。
1コメ!みんな優しいな?!