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プレートを平らげた後、コーヒーを楽しみながらスマホのチェックをする。
普段は、朝起きるとベッドの中でダラダラしながらスマホをチェックするのだが流石に今日はできなかった。
メールとLINEのチェックをしてTwitterを見ると例の同窓会の話はかなり現実的になっていた。
軽く読み流ししながらスクロールしているとAyaさんのツイートがいくつか流れていた。
ワイングラスが二つ並んだ写真とともに
『グラスを二つ使う予定だったのにひとりぼっち』
プレゼントの写真とともに
『今日、渡したかった』
などのツイートが並んでいた。
どうやらバレンタインは彼と過ごすことができなかったようだ。
何となく、これ以上つぶやきを追う事ができなくて見るのをやめようとしたらダイレクトメッセージが届いていることに気がついた。
一通は大学時代の友人で、同窓会が本格的に始動するという話だ、ただ正直にいうと元カレや元カレを奪った元友人が来るかも知れないと思うと遠慮したいと思う気持ちが強い。
そして、もう一通はAyaさんだった。