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うぉーたーさーばーです
オリスト1000いいねありがとう
明日で別件締め切りだから宜しくね
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ここはカルメシル街_。
昨晩にして一瞬にして闇に染まった街_。
『うわぁ…人が居た跡形すらないね…』
ランダは自分が住んでいた街より酷い状況を見たせいかパニック状態。
彼はポケットから薬を出して飲んだ。
『おい、大丈夫かよランダ…』
『ごめんね、僕パニック障害でさ…たまに吐き気とか震えが止まらなくなるんだ』
『そうなんだな…お前も大変だな色々と』
羽衣はランダの背中を擦った。
『えへへ…ありがとう羽衣』
『どうってこと無いさ、お前に比べたら』
『あっ、おにぎり食べる?』
『…?良いのか?すまんなランダ…』
『ふう…さて、捜索の続きを…』
そう言った時だった。
『言っただろ!!お前は来んなって!!』
誰かの怒鳴り声らしき声。
『…俺ちょっと行ってくる』
ランダはそう言って歩き出した。
『あ!!ちょ、ランダ待てって!!』
羽衣もランダを追いかけた。
『…』
そこでは一人、うつむいている棒が居た。
まるで身の回りに標識を纏っているよう。
『お前は来たって足手まといなだけだって言ってんだろ!!この”失敗作”が!!』
その時だった。その棒を叩こうとした手はがっしり掴まれている。ランダだった。
危機一髪、助太刀に入ったのだ。
ランダは何も言わず、叩こうとした奴を見つめた。ずっと、何も言わずに。するとそいつは段々顔が青ざめていった。
『…チッ、今回は特別に許してやるよ』
そいつは焦った様子で逃げて行った。
『…大丈夫?怪我はない?』
『…ごめんなさい、、僕が弱かったばかりに…ありがとうございます…』
『…悪いのはお前じゃない、あいつだ』
駆けつけた羽衣が言った。
『君、名前は…?』
『…僕はナビるん。この街に手配されてた特別部隊2級だよ。』
『何で君はあんな風に言われてたの…?』
『…僕が役に立たない、役立たずだから』
『家族にも親友にも見捨てられて…僕には、居場所なんてないんだ』
彼は片手にアネモネを握っていた。
『…え?』
片手が握られている。
『…そんなくだらない奴置いといてさ、僕達と一緒に来ない?きっと楽しいよ!!』
ランダは満面の笑みで言った。
『おいおいランダ…良いのかよ』
『良いの良いの!!たくさん居たほうが楽しいでしょ!!それに君、別に強そうじゃん!!』
『…強そう?どう言う事ですか…?』
『あっ、そっか!!君にはまだ言ってなかったのか!!ちょっと簡単に説明するね』
『…なるほど、お姉さんを助ける旅を…』
『そう、でもまだまだ力が足りなくてさ』
『…分かりました、僕も付いていきます』
『本当!?ありがとうナビるん!!』
ランダはそうしてナビるんに飛びつい た。
『…!!』
この時、ナビるんは他人には閉ざしていた何かが、ちょっと開いた気がした。
『…やっぱり追手が来てたかぁ 』
『当たり前でしょ、私達も対抗出来るように整えとかないとね。』
『…ギシャード様の期待に応えないとね!!』
『そうだね、じゃあ私はあっちの様子を観に行ってくるよ。』
『あいつ、キュウメイの弟子だったよな。クックックッ…あいつに居場所を吐き出させれば…あいつを…』
海鮮の目は黄色く輝いていた。
まるで何か目的を持っているかの様に。
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『拝啓、本当の幸せを求める君へ_。』
次回 『蒼い鯨と翠の魔術士との遭遇_。』