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コメント
11件
死ぬ前が平和すぎると感じる( •̥∧•̥` )
若井さん…😢😢 号泣案件だよぉ〜、、!
若井が死んじゃうの悲しい、、😭 なんか最近感動系見てなかったから、この作品で泣いちゃう、😢
どぞ〜
君が死んだと分かった前の日
大)「何食べる〜?」
若)「ラーメンっ!」
大)「またぁ?笑」
若)「だって好きだもん!」
結局いつもの店。
狭いカウンターに座って、肩がぶつかる距離。
湯気の向こうで、滉斗は子供みたいに笑っている。
若)「元貴ねぎいる〜?」
大)「いらなぁい、」
若)「前は取ってたじゃん!」
大)「今日はいいの〜笑!」
若)「なにそれ、笑気分屋〜!」
どうでもいい会話。
どうでもよくない時間。
食べ終わって、夜の街をぶらぶら二人で歩く。
寒いのに、滉斗は上着を開けたままで。
滉斗、寒がりなのに、笑
大)「閉めなよ、寒いでしょ、笑」
若)「元貴が言ってくれるなら閉めようかな〜!笑」
大)「はいはい、笑」
そう言いながら、僕は黙って滉斗のファスナーを上げる。
その手を滉斗が一瞬だけ掴んだ。
大)「なに笑」
若)「なんでもない…笑」
言葉にしない事が、僕と滉斗の癖だった。
駅について、改札の前。
人の流れで、時間がゆっくりになる。
大)「じゃ、また明日、」
若)「うん、また明日ね」
滉斗は少し離れて、振り返える。
いつもみたいに、軽く手を振る。
僕も、手を振り返した。
なぜか、胸がきゅっとした。
理由なんてなかった。
ただ、呼び止めたかった。
大)「…滉斗…!」
名前を呼んだら、滉斗は笑って、
大きく手を振った。
それが、最後。
翌日から、
僕は、その手を繰り返し伸ばしている。
もう届かないって分かってるのに。