『……、?』
目を開け、ゆっくりと辺りを見渡す。
そして、今まであった事を思い出す。
『…あ、そっか……。』
『まふゆのおかあさんに首を絞められたのも、皆で屋上に逃げたのも全部夢…』
窓辺を見ても花瓶の中には何の花も咲いていなかった。
『……これが、現実なんだ…』
スマホを取り、日付を確認する。
『10月、10日…?』
10月10日。
夢の中ではおかあさんが来るのは翌日。
『……って事は、明日までにどうにかしないといけない…、?』
どうしたら…と思っているとコンコンと軽く扉をノックされる。
『は、はーい……?』
ゆっくりと入ってきたのはまふゆだった。
『まふゆ……?』
まふゆはの瞳は深紫だった。
『えっと…どうかした、?』
「……少し、…少しだけ…遅かったみたい、」
まふゆの後ろには*おかあさん*が立っていた。
『……ぁ、、 』
コメント
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えっ、、
わっかめぇ☆ 流石に怖い☆