ども、初投稿です。あまり自信はありませんが、見てくれると嬉しいです。
※最初 は四季嫌われでいじめ要素あり
(モブが四季のことを虐めてます)
※嫌われ要素ありますが、徐々に四季が好かれてきます
※初心者なんで下手くそです
それでもいいよーという心優しい神様はお進みください。あ、四季が女体化してます。
では、はじまり、はじまり。
(学校なんて大嫌いだ…)
朝の教室で一ノ瀬四季はぐっと奥歯を噛み締めた。昨日まで綺麗だった机の上はマジックで書かれた文字で黒くなっている。四季は眉間に皺を寄せ、机の文字を見た。
『死ね』『ばーか』『学校来んな 』
荒々しい文字に、四季の心が傷つけられる。四季は自分の胸に手をおいて、大きく深呼吸を繰り返した。
(落ち着け。こんなのただの文字だ。ただの… )
ふと、背後から視線を感じて、四季は振り返った。そこには、クラスメイトのモブ花とモブ子の姿があった。2人は無言で四季を見つめている。
「モブ花、モブ子…」
四季は2人のもとに駆け寄った。
「あ、あのさ、私の机に…」
言葉の途中で、モブ花とモブ子は四季から顔をそむけた。
「あ……」
四季の顔が凍りついた。そんな四季を無視して、モブ花とモブ子は窓側に移動しながら、会話を始める。
「ねえ、モブ花。ねえ、今、なんか声が聞こえた?」
「ううん、別に何も聞こえてないよ」
「いやー、四季の声が聞こえたと思ったんだよねーw」
「えwww四季なんてどこにもいないじゃん」
モブ花たちの言葉に四季の体がびくりと震える。
「まぁ、四季がいても無視するけどさw」
「あははwたしかに、四季うざいもんねー」
モブ花たちが甲高い笑い声をあげた。
すると、四季を見ながら、モブ花たちは唇のはしを吊り上げた。
「そういや、うちらのクラスに友達が1人もいなくて、孤立してる女子いるよね」
「えーwそんな可哀想な女子いた?」
「いるいる。誰とは言わないけどさー。名前の最初に『い』がついて、最後に『き』がつく子。 」
「ちょっとおー。それってー、一ノ瀬四季しかいないじゃんw」
「あれぇ?バレちゃった?」
四季はモブ花たちの会話を黙って聞いていた。俯いた視線の先に、小刻みに震えた自分の両足がある。木目模様の床がぐりゃりと歪んだ。 溢れ出しそうになる涙をこらえ、四季は教室を抜け出し、廊下を走った。後ろから2人の笑い声が聞こえる。
(どうして……どうして、こんなことになったんだよっ!!)
今年の春、四季は高校に入学した。入学式の日、1番最初に仲良くなったのがモブ花とモブ子だった。学校ではいつも3人で行動した。けど、そんな仲がよかった関係がおかしくなったのは、ある日のことだった。四季がクラスの男子と話していると、背後からモブ花たちの声が聞こえてきた。
「四季って、男子たちと話しすぎだよね…」
振り向いたら、モブ花たちが話していた。
「え…?」
四季は小さくそう呟いた。
次の日から、四季は孤立した。何度話しかけても喋ってくれない。そんな日々が何日も続いた。やがて、1人になった四季を、一部のクラスメイトがいじめ始めた。最初は無視するだけだったが、そのうち、机の中にゴミを入れられたり、ノートが破られたりした。そんな状況になっても、モブ花たちは味方になってくれなかった。それどころか、2人もいじめ始めたのだ。
(友達だと思ってたのに…)
廊下を走っていると、教育実習生の花魁坂京夜先生と目が合った 。京夜先生は教育実習生として、四季たちの中学校に来ている。
「四季ちゃん…ちょっといいかな?」
「……」
初投稿にしてはめっちゃ長くなってしまった…それに自分、ほんとに国語力ない……何はともあれ、見てくれた人ありがとうございます!まぁ、自信ないんですけど…とりあえず、好評だったら続くと思う!知らんけど…もし、良かったらハート、コメントよろしくお願いします!
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