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※150%捏造、メリバ注意
nkさんがグズになってしまった、謝罪
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nk視点
昔から、幸せそうな人が嫌いだった。
絶望を知らない、明るい奴らが
うざったらしくて、気持ち悪かった。
俺は何もかも上手くいかなくて、
こんなにも苦労しているというのに。
そんな時だった。
___彼が現れたのは。
希望も光も何もない、全ての事に絶望している様に思える
菫色の瞳をした スマイル、という男だ。
その俺好みでしかない彼に、俺は所謂一目惚れをしてしまった。
彼の瞳に、惹かれてしまったのだ。
スマイルに出会った後のここ数年。彼は瞳だけではなく性格も完璧だった。
誰と居ても、何をしていても一切何かを感じなかった。
笑ったり、冗談を言ったりはしていたが、どれも
愛想笑いやリップサービスで本当の彼ではない。
そんな偽った彼すら愛おしくて、大好きだった。
でも、スマイルは俺と居るときだけ本当の『感情』を出していて、瞳に光があった。
……どうして?スマイルの隣にいるのが、一番君を感じられるのに。
希望なんて持っていたら、俺の好きな君じゃない。
俺と居るときの彼だけが、気にくわなかった。
希望に満ち溢れたような、その顔が。
楽しそう輝いている、その瞳が。
他は完璧なのに……勿体無い。
だから、スマイルから俺への『感情』を消して、全て俺好みに染め上げようと思った。
…スマイルが傷付く?そんなわけ無いでしょ。
スマイルは俺に好かれたいんでしょ?
なら、俺に染まって。
スマイルは感情を持たない方が良いんだから。
スマイルは俺が幸せな方が良いんだから。
スマイルは、好きな人の幸せを願うのが最優先。ね、そうでしょ?
____俺の幸せを、願ってよ。
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
「ねぇ、スマイルってさ、好きな人いるでしょ?」
「っ、いないけど…?てかさ、明日―――」
「話、逸らさないで?スマイル…俺の事、好きでしょ?」
そう言って、そっぽを向いてしまった彼の顔に手を当てこちらに向かせた。
彼は、少し不満気だったが、観念したのか口を開いた。
「…ッ、………そ、そうだよ。……俺は、その…なかむが、好き…良ければ、俺と付き合って欲しい…///」
はぁ……。俺はお前の幸せそうな瞳が見たい訳じゃない。
……早く、スマイルの為にも絶望へ落としてあげないと。
「…は、?スマイル…ごめん、冗談だったんだけど……俺は正直、スマイルの事は友達としか見てないって言うか…。本当、申し訳ないけど…ちょっと幻滅したわ、」
「えっ、……?」
彼の顔は見るからに青ざめていた。…そんな彼の顔を愛しいと思えてしまう。
それと同時に彼の瞳から幸せな色は消えていた。
まるで冬の澄んだ空の様で、生気なんて一ミリも無くなっていた。
はは、やっと君に似合う素敵な瞳になったね。
これでまた、共にいられる。
これで___
俺の、初めての幸福だ。
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続け
問,それは本当に『愛』ですか?
それは”支配欲”かもしれません。
それは”自己満足”かもしれません。
此をしたことにより、”貴女以外の誰か”が”本当に”救われますか?
____不必要は、どちらの『感情』ですか?
最後まで見てくださり、ありがとうございます!
最後まで完全自分得でしたが誰かに刺さってくれたら嬉しいてす、、、!!
題名の『感情』は
『感情』と書いて『エゴ』と読むのは此処だけのお話……