人形の家 怨

病院に着いた斉木柚さんと

松谷先生いますか？篠田楓と言いますが…

先生～

叫んでた看護士が篠田さんの遺体が…大変ですよ！

「何だ！」

何だろう…

俺の顔を見た看護士が

「先生こっちに来てください！」

俺と柚さんが付いて行った。

ひどいよな…

「先生？母の遺体何か…」

楓くん…

…

先生と看護士達が口を結んだ。

口外してほしくない頭が切り落とされたなんて…

「何だって先生…」

楓君か…

松谷先生が

すまない。

従妹の小百合さんが見えた。

母の妹の高村小百合

「光樹さん篠田さんの遺体は？」

…頭を切り落とされた…

又…

倒れた…

小百合さん～！

「松谷先生…小百合さんどうなされました…」

「小牧君、遺体を運ぶな！」

「この方の家族は！」

「後ろに居る…よ」

警察を呼んでくれないか…

はい…

狼狽えてた。小牧さんに小百合を休ませろ！

「私達は彼女に指導されてますよ」

「ねぇ楓さん…何か訳でもあるじゃないの…」