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ゴクウブラック「ガツガツガツガツ…」
クロ「ガツガツガツガツ…」
小鳥遊ホシノ(過去)「…………」
過去ホシノは虚無感を抱いていた。その理由は言うまでもなく、ブラックとクロの食べっぷりにある。戦闘民族サイヤ人の肉体であるブラックはまだ理解できるが、その飼い猫のクロもブラックより少し劣るが脅威の食べっぷりを魅せている。
ゴクウブラック「かーっ、美味かった〜…」
クロ「ホシノさん!おかわり !」
…………どうやらブラックよりクロの方が1枚上手だったようだ。過去ホシノは大きく溜息をついてキッチンへ向かっていった。
【シェアハウス:トレーニングルーム】
ゴクウブラック「さーて、今日もやるか!」
クロ「うん!今日こそあるじに勝って良いとこ見せるからね!」
そう言って、クロとブラックは同時に構えた。ブラックの構えは肉体の本来の持ち主である孫悟空 と同じ。一方でクロのは萌え袖に隠れた手を開いて下へ行き、中腰になって足に力を入れる構えだった。
クロ「やあぁーーッ!!」
最初に動いたのはクロだった。彼女は思いっきり踏み込んでブラックへ一直線に突撃し、右の拳でブラックの頬へパンチを繰り出す。しかし、ブラックはクロの拳を軽く受け止め、逆に引き寄せた。
ゴクウブラック「(心の声:パンチの速度は悪くない……しっかり力も入ってる。)……けど。」
クロ「!?」
次の瞬間、ブラックの拳がクロの腹部を捉え、確実なダメージが叩き込まれた。クロは軽く仰け反ったが、すぐに体勢を立て直す。
ゴクウブラック「お前は動きが単純すぎる。よほどパワーがあるやつなら問題ないが、クロにはそういうパワーが無い。」
クロ「……っ」
ゴクウブラック「だから、俺がこうしてトレーニングに付き合ってる。戦闘において基礎身体能力は基本中の基本だからな。」
今度はブラックが踏み込みクロの倍以上の速度で突進した。そして、ブラックの蹴りがクロを捉えた……………………………………
……………ハズだった 。
クロ「……」スッ…
ゴクウブラック「!?」
クロは額に指をあて、一瞬でその場から姿を消した。その技はブラックが…………孫悟空がよく使っている瞬間移動 と全く同じ前触れだった。
ゴクウブラック「(心の声:今のは瞬間移動!?クロにはまだ瞬間移動を教えてないし、実践もしてない……!)アイツ何処に……!」
クロ「こっちだよあるじ!!」
クロの声が聞こえたのはブラックの背後からだった。ブラックが反撃するより先に、クロの回し蹴りが炸裂した。
クロ「やったー!一撃入った!さーて、覚悟してよある…じ…?」
ゴクウブラック「……」
クロ「あるじー?」
ゴクウブラック「悪い、今日のトレーニングは中止だ。」スッ…
戸惑うクロを置き去りにして、ブラックは額に指をあて瞬間移動した。
コメント
7件
執行者:いやおい、せめてまだ教えても何もない技使えそうなの見えたならせめて褒めるなりなんなりしてやれよぅ ラフィソル:戸惑わせるのは主君失格。 執行者:Oh辛辣…
みぃです、読んだよ🥀 第2話、クロが意外とすごいね…!瞬間移動を自分で覚えちゃうとか、ブラックもびっくりしたでしょ(笑)。でもなぜかトレーニング中断して去っちゃうところ、なんか心配になるな…。猫のクロが人間の女の子の姿で頑張ってるのが可愛いし、このシェアハウスの空気感、じわじわ好きになってきたよ。続きがすごく気になる〜!✨