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初期組ぃ~ッッ!!!! 尊いッッ…
なげぇなげぇ 。
Shirosaki Mei - 白咲 盟
現在編 START 。
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この春 。
高校三年生になった 。
… 新しいクラス 、ちらほらと
一 、二年同じクラスだった子も居たが
誰か全く分からなかった 。
… こんな私に 、友達何か出来るだろうか 。
そう思ってた矢先 、彼に出会った 。
「 … お前 、初めて見るけど転校生 ? 」
碧色の髪をしていて異様に長い髪の男の子 。
🪼💠「 ううん 、ずっと入院してて 。 」
私の声を聞いた彼はえっ 、と言う様な顔をした
「 … お前みたいな奴 、姉さん以外に居るのか」
… 姉さん ? それって … 隣に居る子の事かな
🪼💠「 姉さんって 、その隣に居る人 ?」
🪼💠「 随分似てるみたいだけど … ? 」
「 隣 ? 誰も居ねぇけど … ? 」
あぁ … 私の悪い所出ちゃった …
🪼💠「 ううん !!! 何でもないよ !!! 」
… あぁ 、何でそんな顔をするんだろう 。
… 悪い事しちゃった 。
… 私は 、退院した後に幽霊 、
と言う物が見える様になった 。
すぐ幽霊って気付いたんじゃなくて …
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十二月の二日 。私の誕生日 、
退院して間もない頃 、街を眺めていた 。
🪼💠「 あれ 、こんな所におじいさん … 」
🪼💠「 おじいさん 、そんな所で座って … 」
🪼💠「 寒く … ないの ? 」
こんな真冬にボロボロの服装 。
🪼💠「 寒い 、よね 」
私はコ ー トを脱ぎ被せようとした 。
「 悪霊退散 。」
だが 、何処から聞こえたのか分からないが
そんな声が響き …
目の前の 、おじいさん 。
─ 否 、悪霊が姿を消した 。
🪼💠「 え … ッ ? 」
「 すまない 。驚かせちゃったかな … ? 」
「 さっきの悪霊は ─ 。」
説明してくれた 。
先程のおじいさんは 、
こんな真冬に可哀想 、寒そう 、等と
同情を誘って関節的ではないが物を媚びる 。
ホ ー ムレスの悪霊らしい 。
物を渡したりすると対象者は寒くなり 、
やがて凍死する 、等と
オカルト界で世間を騒がしていたらしい 。
「 こんな事 、信じられないよね … 」
「 あ 、そうだ 。」
「 私 星崎 青羅 と申します 。簡単に言うと … 悪霊払いをしてます 。」
名刺を渡される 。正直 、顔が分からない 。
お面 … と言うか 、紙を顔に貼っ付けて 。
… でも何だろう 。何も 、考えてない様な顔 。
「 と言うか … はっきり幽霊視える感じ ? 」
… 幽霊って 。実在するんだ 。
「 珍しいね … 多分高校生でしょ ? 」
「 霊感とかそう言うのなくなるのに 。」
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青羅 さんが
私に霊感がある 、とか 。
幽霊がはっきり視える 、と気付かせてくれた 。
使い道なんて無いけどね 。
🪼💠「 私 、白咲 盟 。」
🪼💠「 え 、と … 友達 … 、」
そう言おうとすると彼の後ろから
赤髪の男の子が出てきた 。
「 お 〜 い 、唄 〜 ? 」
「 お 、何や 。ナンパか ?」
「 は ? ちげぇよ 。てかここ男子校だぞ 」
「 嫌 、多様性やん ? 唄 もそう言うの興味あるんとちゃう ? 」
「 タヒね 。見る分には別に構わないけど嫌だよ 。ましてやこんな子 。可愛すぎる 」
「 うっわ珍しいなほんまに 。そんな事言うとか」
何か忘れられてる気分 …
🪼💠「 あ 、あの … !!! 」
「 ん ? 何や 、… あ 、ごめんな ? 」
「 ワイ 緋川 葉紅 。」
「 此奴の永友や 。」
「 俺お前の友達になった覚えねぇんだけど 」
「 えっ ? 」
「 俺は 碧瀬 唄 」
「 よろしく 、」
この日 、初めて友達が出来た 。
🪼💠「 … !!! よろしく … !!! 」
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長いよ 。二千文字行きそうだよ 。
ゆっくり書いていきます 。