テラーノベル
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ナチ×日本
監禁
ジャラ…ジャラ…
小さな部屋で響く音。手首に繋がれ、同じ範囲しか動くことは出来ない。目の前にドアがあっても届くことは無い。どうにか取れないかと手首を動かす。
ガチャ…
ノックもなしに開かれたドアに驚く。
「日本、餌の時間だぞ♡」
餌。言い方他にもっとあっただろ。
そんなことを思いながらも、餌と言われた食べ物を見る。
餌なんて言い方をもんだから酷い食べ物なんだろうと想像してしまうが、普通に美味しそうなシチューだ。
僕の目の前に現れた男は、シチューを両手に目の前にしゃがむ。
彼は美味しそうな匂いを漂わせたシチューをスプーンで掬い、僕の目の前に持ってきた。
食え。ということなのだろう。
手がまともに使えないため食べるしかないのだが…。
恥ずかしい。誰にでも恥じらいという感情はある。正直めちゃくちゃ嫌なのだが、少しでも彼の気に触れたら殴られかねない。
…もしかしたらそれ以上のことをされるかもしれない。拒否権は無い。従う以外の選択肢は、無い。
食事から1時間ぐらいだっただろうか。少しずつ高くなっていく体の温度。
またか。そう思いながら部屋の角に座り込む。
ガチャ
タイミング良く開く扉。これが毎日のように続く。
…いつまで続くくのだろうか。
コメント
1件
ナチ日だぁ!!やったぁ〜😆 旧国×日本あんま見ないから嬉しいです‼️