テラーノベル
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kr 「しにがみくん、」
sn 「はい?」
kr 「もっと他にも俺の事教えてくれない?」
sn 「えっと…分かりました、!」
彼は微かに微笑む
しかしその笑顔は少し、
…いやかなりぎこちなかった
今日の様子を見るに、何度も面会に来てくれていたのだろう
目を覚まして嬉しいはずなのに
記憶がないと告げられる
それはあまりにも衝撃だっただろう
きっとまだ気持ちの整理がついてないんだと思う
俺が色々考えていると、しにがみくんは口を開いた
sn 「…クロノアさんは、記憶がなくなる前の事、」
sn 「全く覚えてないんですよね、?」
kr 「うん…、ごめんね…」
sn 「謝るような事じゃないです、」
sn 「ただ、何から説明すればいいんでしょうか…?」
再び沈黙が続く
ガラガラガラッ
それを打ち破るかのように
扉の開く音がした
?? 「〜〜!」
?? 「〜〜w」
話し声が聞こえる
?? 「クロノアさーん!元気ですかー?」
?? 「ちょッ、お前ッ、ここ病院だって!!」
元気な声と共に2人の男性が入ってきた
sn 「ぺいんとさん!、トラゾーさん!」
しにがみが反応する
知り合いだろうか?
身長の高い男性2人が姿を現す
sn 「…えッと、」
sn 「こっちの黄色い人がぺいんとさんで、」
sn 「こっちのズタ袋被ってる人がトラゾーさんです」
やっぱり特徴的な名前だ
kr 「よろしくお願いします…?」
pn 「なんでそんなよそよそしいんですか!」
sn 「クロノアさん、記憶ないんですよ」
pntr 「…は、?」
2人の声が被る
すると、固まってしまった
sn 「近頃検査するそうです、」
tr 「、本当に記憶ないんですか…?」
少し涙目でこちらを見てくる
kr 「うん、ごめんね…、」
しにがみくん同様、
彼らも混乱している様子が見受けられる
pn 「…マジか、」
全く状況が掴めない
結局この2人はなんなのだろうか…?
それと
この安心感はどこから来ているものなのだろうか?
この場の全員が混乱していたところしにがみくんが口を開いた
sn 「えっと…、クロノアさんは彼らのこと知らないですもんね?」
kr 「うん、」
sn 「さっき説明した実況者の残りの2人は彼らです」
どうりで騒がしいわけだ
pn 「本当に何も覚えてないんですか…?」
kr 「目が覚める前の事はなんにも…」
tr 「そうですか…、」
再び静寂が訪れる
暫く続いた後、トラゾーが口を開いた
tr 「近頃検査するって言ってましたよね?」
sn 「はい」
tr 「それで何かわかるかも知れないし、」
tr 「もし…思い出せなかったとしても、ゆっくり思い出を作って行けばいいですよ」
kr 「…ありがとう!」
トラゾーの優しい言葉に涙が浮かびそうになる
医師からも検査があると言われていたんだ
きっと大丈夫だろう
検査後…
医師 「怪我、良くなってきていますね!」
kr 「本当ですか!よかった…!」
医師 「ただ、まだ記憶がないとの事でしたよね…」
kr 「はい…、まだ何も思い出せなくて、」
医師 「ご友人や両親はどちらの方が覚えていますか?」
…両親?
確かに…
今まで考えた事もなかった
やっぱり思い出せない
kr 「ごめんなさい、覚えてないです…」
医師 「謝る必要はないですよ!少しずつ思い出していきましょう!」
医師 「何か特徴的な出来事があれば思い出せるかも知れません!」
kr 「そうですね…!ありがとうございます!」
医師 「それと、後1週間程で生活に支障がないほど回復すれば、退院できると思いますよ!」
kr 「そうなんですか!」
医師 「あと少し頑張りましょう!」
kr 「はい!」
医師 「今日は以上です、また明日の同時刻来てください」
kr 「分かりました、ありがとうございます!」
診察を終え、俺は診察室を出た
廊下にはしにがみくんの姿が見える
声を掛けようと近づくと
しにがみくんもこちらに気付き、手を振ってくれた
kr 「しにがみくん!」
sn 「おかえりなさい!どうでしたか…?」
kr 「回復してるって!」
sn 「良かったです…!!」
kr 「〜〜」
sn 「〜〜!」
kr 「〜〜w」
軽く雑談をしながら病室に戻る
ガラガラガラッ
病室に戻るとぺいんととトラゾーが中で待っていた
pn 「あ、おかえりなさーい!」
tr 「お、帰って来た!おかえりー!」
snkr 「ただいま〜、」
kr 「回復すればあと1週間ぐらいで退院できるって!」
pn 「そうなんですか!?」
kr 「うん」
tr 「家も場所わかるんですか?」
kr 「いや、わからない…」
sn 「なら丁度良かった!僕達のシェアハウス来てください!」
kr 「いいの?」
sn 「もちろんですよ!」
kr 「うわ~、楽しみだな〜!」
tr 「俺達も楽しみにしてます!」
#らっだぁ
ホウ酸
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コメント
5件

日常組は仲がいい、その特徴を活かせてる話すぎて私爆発
ああー、第14話読んだわ。記憶喪失のクロノアに、しにがみくんたちが優しく接してくれるの、じーんと来た。特にトラゾーの「思い出せなくてもゆっくり思い出を作ればいい」って言葉、温かかったな。検査の結果どうなるか気になるし、退院後のシェアハウス生活も楽しみ!穏やかな雰囲気の中にも不安がちらつく感じ、うまく描かれてると思ったわ🔥