テラーノベル
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むーむー
15
____@
205
#死神
スピカ
??歳
人間
ベル
???歳
タヒ神
ベルside
人の魂を狩るために人間界に降りる、人間界はあまり好きじゃない。色んな感情が見えてきて、気持ち悪い。
ベル 『着いた。』
私は良く病院で人の魂を狩る、色々な病院に行っている。魂を狩る前、人間には私の姿を見えるようにしている。
スピカ 「あれ、お客さんだ。看護師さんじゃないね、どうしたの?」
ベル 『貴方 の魂を狩りに来たんだ、タヒ神だから。』
スピカ 「ん〜、私はベルのことがタヒ神には見えない。どんな人にも優しい、天使様に見える。」
ベル 『…天使なんかじゃない、いや前までは天使だった。でも堕天した、だからタヒ神になったんだ。』
スピカ 「そうなんだ、私もタヒんだらベルみたいになれるのかな?」
ベル 『どうだろうな、人によるだろ。』
スピカ 「まだ魂を狩らないの?」
ベル 『もうか?』
スピカ 「最後の言葉みたいなのが必要だった?」
ベル 『……私に貴方の魂を狩れる気がしないんだ、何故だ?』
スピカ 「感情があるからじゃない?ベルの優しさが邪魔してるんだよ、良い事だよ。」
ベル 『でも貴方を狩らないと…』
スピカ 「…うーん、じゃあ狩れるタイミングになったらで良いよ。」
ベル 『来るのだろうか…?』
スピカ 「それは分かんないけど、何十年でも待つよ。病気が悪化しない限りね、いつか分かんないけど。」
ベル 『…あぁ。』
コメント
3件
読み終わりました。堕天した死神・ベルと、死を目前にしたスピカの静かな対話、すごく好きな空気感でした。「天使に見える」「まだ狩らないの?」と逆にベルを気遣うスピカの優しさと、感情のせいで狩れないと戸惑うベルの距離感が絶妙で……「いつか分かんないけど待つよ」って台詞、胸に沁みました。設定も剥き出しにせず、会話だけで二人の関係を少しずつ見せていく構成が巧い。続きがとても気になります。