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「プポー!って、しほっ!?」そこには、いつも通りの白雪がいた。けど、手に何かを持っている。もしかして、これは、。「白雪、それって……リコーダー?」白雪の顔が一気に赤くなる。「ちがっ!これは、リーダーだよ!リコーダーじゃなくて、リーダー!」白雪、リーダーって何なのさ……。パニクってるのか、意味の分からない事を言っている白雪に思わず心でツッコミをいれる。「白川さん、リーダーじゃなくてリコーダーだよ」白雪の方から知らない声が聞こえてきた。思わずびっくりしなからも、白雪の隣にいたその人が誰かを必死に考える。ダメだ、分からない……。顔は整っていて、髪はノーセット風七三分けな感じだった。ちなみに、なぜこんな言葉を知っているのかというと、白雪にめちゃめちゃ言われたからだ。


「あれが、センター分け、で、あれがマッシュ。ちなみに、あのマッシュは女子ウケがいいヘア。きっと狙ってるんだろうねっー」


要らない情報も山ほど言われたけど……。それより、彼の名前が分からない。えっと……くろやまはるきだっけ、。「くろやまくん、何で白雪と一緒に……?」その男子はちょっと困ったような笑みで私に語りかけた。「えっと、桜木さんだよね?僕の名前は黒川春樹。くろやま、惜しいけど違うんだ」うっ、私、なんて失礼な事を……!「ご、ごめんなさい黒川さん!」黒川さんは「さん?」と小声で言って首をかしげてたけど、私にはそれに答える余裕もなかった。ああっ!私、人の名前間違えちゃうなんて……。あれ、ちょっと待って?そこまで考えてふと思い出した。「黒川さんって……黒川春樹さんだったよね?」彼が頷くのを確認してから、重要な事を聞く。「じゃあ、もしかしてクラス委員の……?」黒川さんはさっきより素敵なもので私に笑いかけた。まるで、ガーベラみたいに。

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