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3
りちこ
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そんな出来事(2話参照)からあっという間に5年が経った
小学五年生だった俺は 、今日から高校生
煌びやかな新生活に心を踊らせている
仁「 友達できるかな … 」
その悩みで脳を支配されているのもまた事実
純粋に楽しみだけを思って新生活を迎える人は絶滅種だろう
母『 ぁ 、ほら仁人 、クラス表 』
仁「 ん 、見に行ってくる」
人混みを丁寧にかき分けて 、クラス表の目の前までやってくる
ズラっと並ぶ生徒の名前 、計10クラス
この中から見つけ出すのは大変そうだな …
吉田 なので 、下の方を見ていくと 、探し求めていた自身の名前があり 、クラスを確認する
仁「 6組か 」
なんとも言えない絶妙な数字
担任欄を確認しても 、もちろん知らない先生の名前
知ってる方が逆におかしい気がする
気に止めることもなく 、母の元へまた戻った
仁「 6組だった 」
母『 そう 、下駄箱に靴入れてきな 』
母『 これから入学式だから 、私は体育館に先行ってる 』
仁「 うん わかった 」
それから学校の中に入って 、教室行って荷物置いて 、体育館に移動して 、その後は … 何してたっけ
あの人に目を奪われて 、それ以外に意識が滞っていなかったのは確か
これが俗に言う 、一目惚れってことなのかな
勇『 このクラスの担任になりました 佐野勇斗です よろしくね 』
仁 「 かっこいぃ … 」
スーツ姿なのにアクセサリーをたくさん身に付けていて 、この人が教師という職業であるギャップに惹かれた
喉で留めようとした言葉が自然と出てきてしまうほど 、もう恋に落ちていたのかもしれない
ーーーーー
式を終えて 、教室に着くなり簡単な自己紹介が始まった
僕たち生徒ではなく 、先生の
勇『 はい 担任になりました 佐野勇斗です 』
勇『 俺のことは気軽に勇斗先生とか呼んでください 』
勇『 俺は 、担任持つのがこのクラスが初めてなので 、わからないことありすぎてみんなを困らせることもあると思うんですけど 、そこらへんは理解よろしく 笑 』
スラスラ進む自己紹介
勇『 あ 、質問とかある人いる 〜 ? 』
勇『 ぉ 、えっと 〜 吉田くんか 質問 ? 』
仁「 はい 」
コメント
1件
あおいです🌷 第3話、読み終わりました!5年後、高校生になった仁人くん…!クラス表を見て「6組か」と呟くところ、なんかリアルな高校生の感覚だなって思いました。で、担任の佐野勇斗先生!アクセサリーたくさんつけたスーツ姿のイケメン教師に「かっこいぃ…」ってぽろっと出ちゃうの、初恋の瞬間ってこんな感じだよなあと胸がきゅっとしました。担任初めてって言う先生の人間味もいいですね。これからどんな距離になっていくのか、すごく気になります!