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コメント
2件

風邪引いてしまいました、、けど見てたらいつの間にか元気になっていましたー!最後まで見届けさせて頂きます( ̄^ ̄)ゞ
第35話「地下施設」
夜の街。
四人は人気のない路地を歩いていた。
遠くでパトカーのサイレンが鳴っている。
駆人の手には、兄のメモ。
そこに書かれていた住所。
莉々が言う。
「ここから車で三十分くらい?」
No.05が小さく頷く。
「港の近く」
男が驚く。
「港?」
No.05は答える。
「倉庫街」
「人が少ないのよ」
駆人はメモを見つめたまま言う。
「兄ちゃんは」
少し間。
「そこに証拠を残したの、」
莉々が静かに言う。
「多分そうかな」
男が聞く。
「でも警察がスポンサーなら」
「もう見つかってるんじゃ」
No.05が首を振る。
「それはない」
駆人が見る。
「どうして」
No.05は少し考えてから言った。
「地下施設は」
「研究者しか知らない」
男が眉をひそめる。
「博士は?」
「知らない」
三人が驚く。
No.05は続ける。
「博士は途中から来た人間」
「本当の研究者は別に居るはず」
駆人の胸がざわつく。
つまり――
まだ黒幕がいる。
倉庫街。
古い建物が並んでいる。
夜は人がいない。
風だけが吹いていた。
四人は一つの倉庫の前で止まる。
番号。
17
メモと同じ。
駆人が言う。
「ここだ」
扉は錆びている。
しかし鍵はかかっていない。
ゆっくり開く。
中は暗い。
懐中電灯の光が床を照らす。
倉庫の奥。
コンクリートの床。
そこに――
鉄の扉。
男が小さく言う。
「地下…」
No.05が扉を調べる。
数字キー。
古い電子ロック。
莉々が言う。
「暗証番号」
駆人はメモを思い出す。
兄の誕生日。
数字を入力する。
ピッ
機械音。
ロックが外れる。
鉄の扉がゆっくり開く。
地下へ続く階段。
冷たい空気が流れてくる。
四人は降りていく。
地下施設。
長い廊下。
壁には古い研究室の扉。
電気はまだ生きていた。
男が呟く。
「……本当にある」
駆人の胸が重くなる。
兄はここに来ていた。
そして。
命を落とした。
廊下の奥。
一つだけ電気がついている部屋。
ドアが開いている。
四人が近づく。
部屋の中。
机。
モニター。
そして――
一人の男。
椅子に座っていた。
白髪。
年配の男。
ゆっくり振り向く。
男は静かに言った。
「来ると思っていた」
莉々の顔が凍る。
「……あなたは、」
男は微笑む。
「久しぶりだね」
駆人が聞く。
「誰だ」
男はゆっくり立ち上がる。
白衣。
研究者。
男は名乗った。
「私は」
少し間。
「この研究の責任者だ」
部屋が静まり返る。
男は続ける。
「君の兄は優秀だった」
駆人の心臓が強く鳴る。
男は机の上のファイルを見た。
「だが」
「好奇心が強すぎたんだ」
莉々の声が震える。
「……あなたが」
研究者は頷く。
「そう」
静かに言った。
「私が彼を殺した」
駆人の拳が震える。
ついに――
本当の黒幕が目の前にいる。
次は 最終回直前になります!多分!
兄が知ってしまった 研究の真実
なぜ子供たちを使ったのか
黒幕の目的
が全部知れます!
あと多分2話で完結ですね