テラーノベル
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幸せな日が続くと思ってた
あの日までは。
「転校してきました。明日川まどかです」
「同じく転校してきた、谷川蓮です。」
私と蓮は幼なじみで、私の片思い相手。蓮は……私の事、どう思ってるんだろう……もう高2だから、両思いにはならないと……私はそっと腕の袖をまくる。
まだ傷治らない……この傷は、中1の交通事故で出来た傷。夏なのに、長袖着てるのは……ちょっと変かな……あはは……
すると、蓮が耳にこうささやいた。
「こうすれば、ずっと一緒に居れるでしょ?」
そうだった……蓮は私が転校するからついてきたんだった……こんなことして良いのかな……?
私は蓮に告白すると決めた。でも、なかなかタイミングが合わなくて……そして、通りすがりの時に言おうとしたら、私が言うのも先に蓮が、
「……大好き……」
………え?
「俺……まどかの事が……大好き……」
私は蓮に向かってこう言った。
「私も……蓮の事が大好きっ…………!」
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