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ナト
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あうゅに@投稿しばらくお休み
2,015
第三章-第三話
《jp.side》
jp「あ、tt」
tt「お、jp」
夜、お風呂を上がりリビングに行くと、ソファーにはttが座っていた。
俺はttの隣に座る。
jp「今日は色々大変な1日だったね。朝から買い物に行って、dnちゃんのこともあって…」
tt「…そうやなw」
ttはくすりと笑う。
jp「ちょっとさ、気になったことがあって…」
tt「ん?」
俺はttに尋ねる。
jp「dnちゃんがあんな状態になってる時、tt、やけに冷静に対処してたなって。俺も含め、他のみんなはどうしたらいいかわからず慌てることしかできてなかったからさ」
あの場面であんなにも冷静に対処できるなんて…まるでああいった状況に慣れているかのようだった。
jp「もしかしてさ…ttの身近な人で恐怖症を持ってる人とかがいたりしたの?」
tt「…」
少し…踏み込んだ質問。
別に無理に答えを求めているわけじゃない。
けど…俺はttのことをもっと知りたい。
tt「身近な人っていうか…」
ttは躊躇いがちに呟く。
tt「俺自身が実は恐怖症待ってて…」
jp「え」
予想していなかった答えに俺は驚くとともに申し訳ない気持ちになる。
そんなこと…言わせてしまって平気だったのだろうか?
tt「あ、そんな心配しやんでも大丈夫やで!…軽度のもんやから」
jp「…」
少し間があったような気がしたのは俺の気のせいだろうか?
tt「その…俺は恐怖症が起きた時、周りに誰もいないことが多かったから、自分で自分を落ち着かせる方法を身につけてて、それですぐ対処できただけやで。別にそんな大したことはしてへんし」
ttは困ったように笑う。
一体君は…その心にどんな傷を負っているの?
その笑顔の裏にある闇は、一体どれほど深いものなの?
ねえ…俺、君のこと、ttのこと、もっと知りたいよ。
tt「う〜ん…眠くなってきた〜!」
ttはそう言って伸びをする。
tt「俺そろそろ寝るわ」
jp「そっか。おやすみ」
tt「うん、おやすみ」
リビングから出ていくttの後ろ姿を俺はなんとも言えない気持ちで見送った。
〜〜〜
《no.side》
シェアハウスのみんなが寝静まったであろう深夜1時。
僕はこっそりと自室から出て、とある人物の部屋へと向かった。
ドアをノックすることもなく、その人の部屋の扉を開ける。
僕が入ってきたことに気づいた彼は、びくりと肩を震わせ、慌てて見ていたパソコンを閉じた。
no「…こんな時間に何してたんですか?“yaくん”」
ya「…っ」
yaくんは気まずげに視線を逸らす。
ya「なんでnoさんが…」
no「毎日昼寝してるのに毎日寝坊なんておかしいでしょ?だからもしかしたら夜起きてるんじゃないかって思って」
ya「…そーいうことね」
no「一体何してるんです?」
ya「…noさんには関係ないだろ」
yaくんはギロリと僕を睨む。
no「気になったことはもう一つあります」
それでも僕は話を続ける。
no「dnちゃんの行方がわからなくなった時…yaくん、パソコンを操作して居場所を特定してましたよね?」
ya「…」
no「あの後倉庫を調べさせてもらいました。そして…」
僕は手に握っていた黒く、小さな機械のようなものを差し出す。
no「これを見つけました」
ya「っ!」
yaくんの顔に動揺が走る。
no「これ…小型カメラですよね。yaくんが仕掛けたんですか?」
ya「…」
yaくんは黙ったまま、何も喋らない。
no「…多分倉庫だけじゃなくてこのシェアハウスの全部屋に仕掛けてるんでしょうね。全く、いつのまにそんなことをしていたのやら」
僕は肩をすくめる。
no「別に怒ったりはしませんよ?実際、今回はそのおかげでdnちゃんをすぐ見つけることができましたしね」
ya「…」
no「それに…yaくん、dnちゃんが暗所・閉所恐怖症だっていうの…知ってたんでしょ?」
ya「…」
no「君は…いつも夜にそのシェアハウスの住人たちについて調べている。そのハッカーの技術を使ってね。…違いますか?」
ya「…ああ、そうだよ」
yaくんは投げやりにそう答えた。
続く
コメント
6件
続きが気になるぅ!!
たっつんさんの恐怖症、なんだろ