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7 - 第7話 『酔ったmafiosoがみたい酒弱ギャンブラー』vs『ぜんぜんよわない酒強マフィア』

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2025年07月28日

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これは、『酔ったmafiosoがみたい酒弱ギャンブラー』vs『ぜんぜんよわない酒強マフィア』だよ★(自己満設定デス…)



注意


これはmafioso x chanceです。地雷の人は、ブラウザバックを推奨致します。また、前回の話とは関係しておりませんのでご注意ください。それでもよいならば、どうぞ!



(chance視点)


俺は今日、日頃の疲れを取るために自分への感謝の気持ちとして酒を買い、家で飲もうと思った。


まあ、一人で飲むのも悲しいからguest1337とか呼ぼうと思ったけど、みんなちょうど仕事があるようでいけないらしかった。


そこで俺は、まだ呼んでいなかった一人の人物を思い出した。それは、自身最大の敵でもあり、酒付き合いの友でもある、mafiosoだ。


ということで俺はmafiosoに電話してみた。え?なんで電話番号知ってるかって?実は俺、アイツに特別な感情、『恋心』を抱いている。


気づいたのはアイツと酒を初めて飲んだとき。酒を飲んで、ほのかに赤くなった顔が好きだった。


それに、俺がどれだけ愚痴を吐いても、文句ひとつ言わずに真剣に聞いてくれた。そんなに、聞いてくれる人なんかなかなかいなくて、まず言い出すことすらできなくて。


どちらかというと愚痴を聞く側で、気づいたら愚痴なんか心の奥に閉じ込めていた。


アイツは敵だった。そうだったからこそ、本心が話せたのかもしれない。


ああ、話を戻そう。正直いって俺はアイツを狙ってる。だから、俺はアイツの電話番号を半ば無理矢理手に入れたのだ!!手に入れたときの夜は、嬉しすぎて眠れなかったほどだ。


ということで電話をかけよう、と思ったのだが。緊張しすぎてかけられない。途中で言葉つまったらどうしよう、なんて変な不安をしてしまう。


まあ、かけないと酒を一緒に飲めない。それに、アイツと酒を飲みたいのは一人で飲むのも悲しいから、それだけではないのだ。


俺は彼の酔った姿を見たことがない。いや、少し顔が赤くなっていることはあったのだが、あんまり酔っているとはいえなかった。


俺が耐えればいい話なのだが、俺は3杯程度飲むと完全に酔って眠くなってしまう。


結果、アイツの完全に酔った顔は見れていない、、だが今回は計画をたてた。いつもは俺ががぶ飲みしてるからダメなんだ。


だから今回は俺はあまり飲まないことにする!!そうすれば、アイツの酔った顔が見れるわけだ!


俺は決心して電話をかけた。出るかな、という不安が込み上げる、がそれは一瞬にして消え去った。


着信音がなった瞬間、すぐにmafiosoは出てくれた。逆になんでそんな早く出れるのと思うくらいだ。さすがマフィア。反応速度はやいな!!


あ、やべ早くいわないと、!!


chance 「えっとー、もしもしー?mafioso? 」


mafioso「お前から電話するなんて珍しいな…いったい何のようだ?」


chance「えっと、あのさ?さ、酒買ったから一緒に飲まね?みんなも誘ってみたんだけど予定あっていけないらしくてさ。」


さて、どうだ、??


mafioso 「いいぞ。」


思ったよりすんなり受け入れてくれた。とりあえず安心した、断られるか心配だったからな…


俺は酒を用意して少し待った。いつ来るかなとそわそわしてしまう。あと少し部屋綺麗にした。


いままでは人が来てもそういうところは気にしないタイプだったのだが、やはり本物の恋の効果は強い。


mafiosoがくると思うと、「どう見られるか」というところを気にしてしまう。


ピンポーン♪


チャイムが鳴る。俺の心拍数があがる、心臓がバクバクいってる。俺は緊張しながらもドアノブに手をかけ、ドアを開けた。


mafiosoが立っていた。いや、呼んだのだから当たり前だ。当たり前なのだが…


顔をまともに見られない。帽子で見えないけど。なんか意識してしまう、


やべなんか話さないとじゃん、! 気まずくなっちまう、


chance「よ、よく来たな、とりあえず、入れよ。」


mafioso「お、おう。」


なんかmafiosoも緊張してるっぽくて、動きがぎこちない。そんな姿を見たら、なんだか緊張がほぐれてきた。


靴を脱いで、俺の家にはいってくる。思ったより礼儀正しくて、靴はちゃんと揃えてた。すげー。俺そういうことしないのに。


アイツは驚いているようだった。想像よりも豪華だったからだろう。一応裕福な家庭で生まれたから、これくらいの家で住むことができた。


とりあえず酒を取り出した。両者沈黙してるからくそ気まずい★


そこで俺はコップを取り出すのを忘れていたことに気づいて、コップを取りにいき、机の上にコップをおいた。


…ここからどうすればいいんだ??


酒を注いだ方がいいのか?それとも、相手が注ぐまで待つか??


いつもなら浮かばない疑問がどんどんと頭に浮かぶ。


mafioso「…酒飲まないのか??」


mafiosoはそう訪ねる。


chance「そ、そうだな!飲もうぜ!!」


俺は酒を二つのコップに注ぐ。どんくらい注げばいいのかはよくわからんかったから、適当な量にしておいた。


そして、二人で飲み始める。俺はゆっくり飲むようにした。早速作戦実行!!


mafiosoはいつもガバガバ飲むのにあまり飲まない俺に違和感を抱いているようで、時折俺の方を見て様子を伺いながら飲んでいる。


その姿も素敵だなぁ、そう無意識に感じてしまう。


…さっきからずっと飲んでいるのだが、全くといっていいほどアイツは酔わない。前、少し顔が赤くなっていたのが信じられないほどに。


ちびちび飲んでいるとはいえ、飲んでることにはかわりないため俺は酔ってきた。


やばい…作戦失敗だ、結構酔ってきてしまった。少し体がふらつく。


※ここからほぼchanceの記憶がないため、mafioso視点に移り変わります★


chanceと今日飲んでるわけだが…こいつ酒に弱すぎないか、??


chanceよりも飲んでる俺が酔っていないのにコイツは酔ってる…


どうせ俺の酔った顔でも見たいとかでちびちび飲んでたんだろうな。(正解)


あいにく俺は酒に強い。なかなか酔わない。それは自信をもち、胸を張っていえることだ。


とりあえず、コイツどうしよう…前回のように床で寝られても困るな、まああの時はベッドまで運んでやったのだが。


重くないから持てないことはない。でも面倒くさい。


そう考えてる間にも彼は床に寝そべってしまった。これはもう動きたくないと駄々をこねるタイプだ。


前回で学習済みだ、動かそうとしても子供のように駄々をこねていたからな…


はじめてそんな姿を見たときは正直いって以外だった。彼のあんな姿はあまり見たことなかったからだ。まあ敵だからということもあるのだろうが…


そう考えている間に完全に酔いきったchanceが俺に話しかけてくる。


chance「mafioso~~!まだまだ酒飲むぞぉ!」


mafioso「いやお前もう酔ってるだろ。」


chance「やーだーぁ、まだ飲みたいぃ、mafiosoの酔ってる顔みたいのぉぉ!!」


mafioso「いやもう本心出てるじゃないか。」


俺の考えは当たっていたようだ。やはりコイツはただただ俺の酔った顔を見たかっただけなんだな…


俺は酔ってる姿を見たいみたいと駄々をこね始めたchanceを呆れた表情で見つめていた。


そうして聞き流しながら酒を飲んでいると、急に声がパタリとやんだ。


すこし不安に思い、chanceのことをみると、


chance「Zzz…」


寝落ちしてた。床で寝させたら風邪を引いてしまうだろう、ため息をつきながら僕は寝ている彼を抱き上げてベッドへ連れていった。


chanceをベッドに寝かせた。


mafioso「…おやすみ。」


ドアを閉じる瞬間、chanceがすこし微笑んでいるような気がした。

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