この作品はいかがでしたか?
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はいどーもー。投稿頻度激おそのうるさいオタクことうるちゃんです。
いやがちでね。皆さんいれいすの活動休止聞きました?
悲しすぎて風邪で寝込みました。まぁ気長に待ちますけどね。
今回はるなっちと一緒にネタ作った作品です。遅れてめんご。
まぁどぞ。
この世界は少し、いや結構可笑しい。
この世には、キャンディとウォーター、コットンというものが存在する。
コットンは一般人とそこまで違いがない。
だが、キャンディとウォーターは違う。
キャンディとウォーターは希少で、一般人と異なる点が幾つかある。
まず、キャンディとウォーターは精密検査を1年に1度受け、
自分がキャンディ、もしくはウォーターだと自覚した場合、一般人より何か
一つ 才能が開花する。
もし、キャンディとウォーターが遭遇した場合は、
お互いを抱きしめるとパートナー関係が成立する。
だが、成立するのは、『キャンディとウォーターが男女』だと云うこと。
_____今回のお話は残酷な世界でふたり恋に溺れる女の子のお話。
この世界は残虐だ。
「あ、りぃちゃん!!おはよ〜!!」
『あ、おはよ。琥珀。』
この子は葉月 琥珀。…私の密かな想い人だ。
だけど、私たちは女同士で”親友”だ。
改めて、脳内でこの言葉を聞くとこの恋は叶わないのだな。
と思うと胸がズキっと痛む。
私が男だったら、何か変わったのかな。
「__りいちゃん!!」
『ビクッっど、どうしたの?』
咄嗟のことに、心が飛び出そうになる。
「だから!!今日、精密検査だよねって!!」
『あー、あれね。』
『琥珀は去年、キャンディだっけ?』
「え?うん!!」
と言いながらにこにこしながら「検査何限目だっけ〜」と問う君。
こっちの気も知らずに。
名前の通り甘い甘いキャンディを煮詰めたような琥珀糖の様な
瞳をした貴方。
将来、琥珀は私とかけ離れた完璧なウォーターと幸せになるのだろう。
そう思うと、私は嫉妬で狂いそうだった。
琥珀を独り占めしたい。
私以外見ないで欲しい。
愛して欲しい。
____私と一緒に幸せになって欲しい。
この願いはそんなに難しいものだろうか。
私は平凡だ。
平凡だけど、君と生涯を共にしたいと思うのは滑稽だろうか。
私、いや僕は君の恋人になりたい。
そんな煩悩はこの初夏にそっと隠した。
コメント
1件
めっちゃ良い…… 宣伝してこようかn(((