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#原作無視、キャラ崩壊、口調迷子
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### 第1段階 ― 「これは大したことじゃない」
――ひらっ。
花びらが一枚落ちる。
ダダドゥー卿はそれをじっと見つめた。
「……花?」
胸の奥に、小さな不安が生まれる。
けれど、その不安をすぐに打ち消した。
「偶然だ。こんなもの、すぐ治る」
花びらを隠す。
**心理:**
最初は「病気かもしれない」という考えを認めたくない。
怖さよりも、**自分に言い聞かせることで安心しようとする気持ち**が強い。
-–
### 第2段階 ― 「誰にも知られたくない」
花びらが増え始める。
「……またか」
今度は、明らかに偶然ではない。
それでもダダドゥー卿は誰にも相談しない。
シリンジョンに声をかけられると、いつもより少し早く話を切り上げる。
「大丈夫だ」
そう言いながら、内心では、
**「もし気づかれたら?」**
という不安が膨らんでいた。
**心理:**
病気そのものへの恐怖より、**知られてしまうことへの恐怖**が強くなる。
「心配されたくない」「弱いところを見せたくない」という気持ちから、隠すことに必死になる。
-–
### 第3段階 ― 「もしかしたら、本当に危ないのかも」
咳が続く。
花びらだけでなく、小さなつぼみまで落ちる。
「……こんなはずじゃ……」
ダダドゥー卿は鏡を見る。
そこには、以前より疲れた自分が映っていた。
「……俺、本当にどうなるんだ?」
初めて、真正面から恐怖を感じる。
けれど誰かに相談する勇気は出ない。
**心理:**
「大したことない」という自己暗示が崩れ始める。
不安が現実味を帯び、**未来への恐怖**が生まれる。
-–
### 第4段階 ― 「隠していることが苦しい」
体力が落ち、以前のように動けなくなる。
「……大丈夫」
また同じ言葉を口にする。
けれど、自分でもその言葉を信じられなくなっていた。
シリンジョンに、
「本当に大丈夫?」
と聞かれる。
「……大丈夫だ」
答えた直後、ダダドゥー卿は目を伏せる。
**「違う。本当は助けてほしい」**
そう思っている。
でも、口にはできない。
**心理:**
病気の苦しさに加えて、**秘密を抱え続ける精神的な疲労**が大きくなる。
「助けてほしい」と「知られたくない」が心の中でぶつかり続ける。
-–
### 第5段階 ― 「怖い。でも、一人でいたくない」
症状が日常を邪魔するようになる。
話している途中で咳が出る。
眠っていても目を覚ます。
花びらを隠すことすら追いつかなくなる。
「……もう、無理なのかもしれない」
その言葉が頭に浮かんだ瞬間、ダダドゥー卿は慌てて首を振る。
「……違う」
しかし、心の奥では怖くて仕方がない。
シリンジョンが近くにいると、少しだけ安心する。
それなのに、
「助けて」
という一言が言えない。
**心理:**
恐怖がかなり強くなる一方で、**誰かにそばにいてほしいという気持ち**も強くなる。
孤独を感じながらも、弱さを見せることをためらっている。
-–
### 第6段階 ― 「もう、一人では抱えられない」
深夜。
花びらが床に散っている。
ダダドゥー卿は、それを拾おうとする。
けれど、途中で手を止めた。
「……もう、いい」
今までなら必死に隠していた。
けれど、もう隠すことよりも、誰かに助けてほしい気持ちが勝っていた。
扉の向こうから声がする。
「ダダドゥー卿?」
しばらく沈黙。
そして――
「……シリンジョン」
「いるよ」
ダダドゥー卿は、震える声で言う。
「……少しだけ、ここにいてくれ」
それは、今まで絶対に言えなかった言葉だった。
**心理:**
「隠さなければ」という気持ちを手放し、初めて**助けを求めることを選ぶ**。
怖さは消えていない。
それでも――
**一人で耐える必要はない。**
そう思えるようになった。
そしてシリンジョンが扉を開けた瞬間、ダダドゥー卿の張りつめていた表情が、ほんの少しだけ緩んだ。
コメント
1件
うわ、めっちゃ響いた……。花吐き病って設定、なんかエモすぎるわ。ダダドゥー卿の「大丈夫」って自分に言い聞かせる感じ、めちゃリアルだし、隠すことに必死になってるところがじわじわくる。 最後の「少しだけ、ここにいてくれ」にはグッときたね。シリンジョンがいるだけでちょっと安心できるのわかるー。ひとりで抱え込まなくていいんだって気づく瞬間、よかった。 次の話も気になるわ🔥