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たまごらいす
220
気づくと周りは暗くなっていて、俺は1人、公園のベンチに座っていた。
涙は止まらず、体はぐったりとしてきていた。
「 はぅっ 、ヒグッ 、うぁぁ 」
幸い、この辺りは人通りも車も少なく、嗚咽やこの情けない姿を見られることはなかった。
俺の前ではあんなに楽しそうじゃなかったし…俺だけじゃなかった…つまり、俺に対しての対応はあくまでも教師としてのもの。
別に特別じゃなかった。
そうだよな、俺が特別なはずないのに。特別じゃなくていい、普通でいい…そんなの頭では分かってるのに、特別になりたい。
特別に得意なものも、好きなものも、嫌いなものも、幸せなことも、悲しいことも、辛いことも、しんどいことも、全部ない。
俺の悩みなんてちっぽけで、情けなくて。世の中にはもっと辛い人もいる、そんなの分かってるのに、自分の悩みや感情で、心が押しつぶされそうになる。増してや泣き虫で、体も強いわけじゃなくて、弱い自分が嫌いだ。
先生には普通に接してもらえて嬉しくて、なのにそれ以上を求めてしまう。
先生…先生に会いたい、寂しい…
気づくと体は勝手に動き出していた。
ついたと言うべきか、ついてしまったと言うべきか。先生の家の目の前まで来てしまった。…のは良いものの、問題は家の前に先生と__くんがいること。おそらく家の前に止まっている車は__の親のものだろう。
どうやら鍵をなくしたけれど親が出張に出ていたため先生の家に行ったらしい。そのことが親に連絡され、急遽お迎えに来てもらったってとこか。
てことは…チャンス。家には先生だけになるし、家の前にいるところを捕まえれば…
なんて考えていたら家の前に止まっていた車はいなくなり、先生が家のドアを開けて、家に入ろうとしているところだった。
「 っ 、先生ッ !! 」
「 え … ? 」
「 … あっと ?! 」
「 先生 ! 」
「 どうしたの ?! 」
先生は驚きながらもすんなり家に入らせてくれた。
「 なんでこんな時間に 、? 」
「 どうしたの ? 」
「 ッ …、 」
来たは良いものの、何て話すか、どうやって泊めてもらうかは考えていなかった。
「 えっと …っ 」
なんて言おう、なんなら一回断ってるし…
どうしよ、家のことなんて話せないし、家族関係の話はまだしてないし、どうしよッ
「 何 ?話しづらいこと ? 」
「 そういうわけじゃないけど … 」
「 じゃあなんでそんなに目泳いでんの ? 」
「 え 、いや … 」
先生がわかるほど目泳いでたかな、完全に気づいてなかった…。
「 ほら 、目合わせて ? 」
「 ん 、… 」
なんか泣きそう。やばい、さっきまでもあんなに泣いてたのに、また泣くのかよ俺。
このまま見つめ合って泣くのは恥ずかしいから、咄嗟に後ろを向いてしまった。
ぎゅ
「 おぉ 、初めてした 。これがバックハグってやつか 、笑 」
そう笑いながらも優しく抱きしめてくれて、やっぱり安心できた。
「 どうしたの ?またなんかあった ? 」
本当は、助けて、辛い、って言いたいけど…そんなの、そんなのわがまますぎる。
next→♡30🌾2
終わり方分かんなかった、ごめんよ( ; ; )
最近コメントと♡がたくさんで嬉しいです🥹フォロワーさんもあと1人で80人、!年内に100人いけたり…?!いつも本当にありがとうございます!!
またね!
コメント
7件

本当に最高すぎる!!続きが超楽しみです!
このお話めっちゃ好きです!!80人応援してます!!