その頃、剣道部にて
「鐵腸。聞いたぞ。昨日も告られたらしいな」
と、幼い見た目の女の子が隣にいる男、鐵腸に聞いた。
「輝子さん…。そうですけど…。誰から聞いたんですか?」
「クッカッカッ。秘密じゃ」
「そうですか…。あっ。」
と、鐵腸は何か思い出したように言った。
「どうした?」
「いえ…。そういえば、告白されてる時に新入生?がきました。迷っていたのだろうか?」
「ま、そんなとこじゃろ。鐵腸がわざわざそんな事を覚えてるなんて珍しいのう」
「それじゃまるで俺が記憶力ないみたいじゃないですか」
「ほとんどそんなもんじゃろ。普段、剣道の事しか考えてないんじゃろ」
「まぁ、そうですね。」
「そんな鐵腸がどうしてそいつの事を覚えてるんじゃ?まさか、一目惚れか?とうとう鐵腸にも春が来たのか?」
「そんなんじゃないです。ただ、そいつがすごく足が速くて覚えてたんです」
「ほぅ。鐵腸にそう言わせるとは、そうとう速いのか。是非、剣道部に入って欲しいのう」
「そうですね」
「あっ、部長!」
と、鐵腸と輝子が話していると、モブが話してきた。
「なんじゃ?モブ」
「今日、4人ぐらい見学に来るそうです」
「フム。ご苦労じゃった。戻ってよいぞ」
「はい!」
「よし!鐵腸、そろそろ儂らも戻るか」
「はい」
その数分後、条野と立原が剣道部についた。
「此処…ですかね?」
「多分…」
「「失礼します!」」
と、ドアをノックし中に入ると、
「おっ、見学者か?」
中に、幼女こと大倉輝子がいた。
「「はい」」
「そうか。儂はこの部の部長の大倉輝子じゃ。貴様らの名は?」
「条野採菊です。」
「た、立原道造です。」
「そうか。」
輝子さんは見た目に反して古風な言葉遣いをするんですね…。
「おい!鐵腸」
「はい!」
輝子は、鐵腸を呼んだ。少しして鐵腸が条野達のほうにきた。
…この人何処かで。?!この人
「昨日の酷い断り方をした人!!」
「「ブフォ」」(立原、輝子)
と、同時に立原と輝子が吹いた
「条野?!流石に先輩に向かってそうゆうのは辞めといた方が…」
と、立原。
「あっ…。すいません…。声に出すつもりは無かったんです…」
と、条野。
「昨日の?!」
と、鐵腸。
「鐵腸が言っていたのは貴様じゃったか。ちょうどいい。此奴らを案内してやれ」
と、輝子。
「はい」
そして、私達はよく話すようになった。
これが、私と鐵腸さん達との出会いだった。
そして…いつからだろう。
私は鐵腸さんを目で追うようになった。
そして、気づいたら……好きになっていた。
それと同時に、自分は鐵腸さんに対してちょっと?…いやちょっとじゃないかもしれないが…あたりが強くなった
つづく
あとがき
過去編?出会い編?終了
こっからが本番です。
やばい。どうしよう。書ける自信が無くなってきた…。
後、誤字、脱字があったら、すみません。
キャラクターの口調が時々分からなくなる。そして、変になる。ほんとにすみません。では、次回また会いましょう。ヽ(・∀・)バイバーイ
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