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まさかの出会い!?
学校をサボってモールに来てた時だった
ドンッ
と誰かとぶつかった
咄嗟に謝ろうと振り返ったら
どっかで見た事ある顔だった
「あ゛?謝罪ねぇのかよ!」
「お前うちの可愛いちぃにぶつかってんだよ!!」
やっぱりどっかで見た事ある…
『あ、ごめんなさい…えっと、大丈夫?』
とりあえず心配しとこう…
てかこの男と女、グチグチうるせぇ
はぁ、
こんな事なら学校行っとくべきだったか?
心の中でそう愚痴を言っていたら
私がぶつかった子がこういった
「ねぇねぇおねぇちゃん!ちぃと遊ぼ!」
その言葉に私は
『え?』
と答えてしまった
『えっと…お兄さんとお姉さんに聞いてみたら?』
と言った、まぁいい訳ねぇよな〜とか思ってた
そしたらそいつら
「ちぃちゃんがいいなら良いんじゃねぇのか?」
「そうだな」
「喜べよお前!折角ちぃが誘ってやったんだからな!」
そう金色に伸びた綺麗な髪の男が言った
そもそも誰かも分からない
よく知らない人と遊んでいいのか?
悩みに悩みまくった
もう知恵熱すら出そうだ
また色々と悩んでた私にボブかショートくらいのこれまた金色に伸びた綺麗な髪の女が話しかけてきた
「お前、どっかで見た事あんな?」
『…?私達初めましてやと思うんですけど、』
何言ってんだこいつとか思いながら目付きの悪い私がもっと目付きを悪くしそうになった
『あの、とりあえず自己紹介し合いません?』
「あぁ、俺は明司春千夜」
「自分は明司千壽、ほらちぃも」
「ちぃね!ちゆきって言うの!よろしくねぇ!」
ちゆきと名乗った5歳くらいの女の子は
一緒に居た男女にベタ褒めされてた
『私は橘 瞳花一応高3』
「うわ、マジか先輩じゃん自分中一」
女の方がそう呟いた
ま、誰しも高3って聞いたらその反応にはなる
もう1人の男がこう言った
「2個上か…俺高1」
『そう、』
「てか橘ってあのか?」
『…もしかして日向達の知り合い?』
「??」
千壽と言ってたか?
その子は頭の中に?がうかんでるかもように
こちらを向いていた
春千夜と名乗ってた男の方は心当たりがあるようにこちらを見る
そして千壽という子に言った
「ほら、この前マイキーと居た髪の短い女居ただろ!」
「あぁ、あぁ!」
「ちぃつまんないんだけど!」
「あ、ごめんな!」
「じゃあ瞳花も一緒に行こうぜ!」
そう言って千壽は私の腕を引っ張った
引っ張られた事に私は驚いたが追いつこうと
少し小走りになった
少し歩き回り驚いた事があった
ちゆきちゃんという子にこの人達がどんなに
貢いでるか…
「ちぃあれ欲しい!」
「今から買ってくるな!」
「これはどうだ!?」
「それも欲しい!!」
キラキラ輝いてる
まるで理想とは行かないが、
いい温まるような家族だと思った
とある小物やアクセサリーが置いてある
雑貨店に入った
それもちゆきちゃんが入りたいと言ってたから
入った雑貨店にこれまた見覚えがある
なにか買った覚え…
一通り見回った
そして目に付いたものがあった
キラキラと証明が当たる棚に置かれた
綺麗なピアス
欲しいと思った
その横にと似たような形のイヤリングがあった
これをプレゼントしてあげよう
『…可愛い』
久しぶりに微笑んだ気がした
最近は喧嘩ばかりで怖い顔ばかりだったから
私はすぐレジに向かった
『喜んで貰えるといいな…』
気づいたらその言葉を呟いてた