チーノ
チーノ
我々国東部軍事基地第5番地区本部
その屋上で、チーノは煙草をふかしていた
サクラが行方をくらませてから 約6時間が過ぎようとしていた
チーノ
チーノ
愚痴を吐きながら、煙草を吸う
長時間、コンピュータと向き合っていたせいか、目尻を抑える仕草も時よりする
チーノ
チーノ
チーノ
ガチャ
屋上の扉が開く音が聞こえた
その扉から入ってきたのは、任務から帰ってきたショッピだった
ショッピ
チーノ
ショッピ
ショッピ
チーノ
ショッピ
そう言いながら、ショッピはチーノに近付き隣で煙草を吸い始めた
チーノ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
チーノ
チーノ
ショッピ
チーノ
チーノ
チーノ
チーノ
ショッピ
チーノ
ショッピ
彼ら二人は軍学校卒業後すぐに上層部ヘ招かれた
下積み時代がなく、全て気楽なそして書類に塗れた年数を過ごしていた
そんな彼らはサクラとの関わりもあまりなく今までそんな固執していなかった
それでも、ショッピはある日の戦争を境にあらゆる場面で救われることが増え
チーノは自身で探っていたはずなのに、サクラヘ沼っていった
ショッピ
チーノ
チーノ
チーノ
ショッピ
ガチャ
再び屋上の扉が開かれる音がする
そこには見たことの無い兵士がいた
?
チーノ
ショッピ
?
レパロウ
レパロウ
チーノ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
レパロウ
チーノ
チーノ
ショッピ
レパロウ
レパロウ
レパロウ
レパロウ
ショッピ
チーノ
チーノ
ショッピ
ショッピ
チーノ
レパロウ
ショッピ
ショッピ
レパロウ
チーノ
レパロウ
ショッピ
レパロウ
チーノ
チーノ
チーノ
ショッピ
ショッピ
レパロウ
そして、彼らは屋上から消えていった
サクラを慕う、他国出身のレパロウ
本部でも、サクラを慕う人間は数少ない
関わりがなければ尚更
サクラの同期や学年が重なった事のある人間は比較的、サクラに好感を持っている
だが、レパロウは戦争で関わった程度
そんな彼の存在が今後にどう影響するか
誰にも分からないだろう
やっとだ
やっと幹部と接点をもてた
これであとは信頼を得るだけ……
待って下さい
俺は、絶対に逃がさない
貴女から得た恩
この命に掛けてでも
一生掛けて返し続ける
だから
逃げないでください
コメント
2件
最高でした‼︎無理しない程度に続き頑張ってください!楽しみにしてます♪