第4話
「狙われる優等生」
💚🖤
💚少し攻め注意 ⚠︎︎
阿部 亮平
部屋の隅で1人
生徒の履歴書を見る阿部
通っていた中学校も名門校で 今通っている高校も偏差値が有り得ない程高い。
そんな今日のお相手は_
高校3年…目黒 蓮。
特別授業…達成出来るかなぁ…♡
_ピーンポーン
家のインターホンが鳴った。
目黒 蓮
ドアを開けた瞬間、 現れたのはモデル顔負けの長身と整った顔立ち。
そして、シャツのボタンは2つほど開き、 髪は少し濡れている。
阿部 亮平
目黒 蓮
目黒 蓮
__全く、相変わらずだな。
阿部は穏やかな笑顔を崩さない。
だがその奥底で、少しずつ欲望が膨らんでいた。
蓮は成績優秀で、阿部の指導をきちんと聞く。
だが、それ以上に、女癖が悪い。
毎週違う女の影がある。 それが、阿部にはたまらなく癇に障った。
阿部 亮平
阿部 亮平
つまらなくならないの?
目黒 蓮
阿部 亮平
この日、先生の指導は妙に距離が近かった。
後ろから肩に手を添え、耳元で答えを囁く。
阿部 亮平
俺はちゃんと見てるよ。
阿部 亮平
目黒 蓮
目黒 蓮
そういう趣味、あるの…?
阿部 亮平
にっこり笑う阿部に、蓮は一瞬だけ目を細めた。
(この人、面白いかも)
阿部 亮平
女の子連れてったの?
目黒 蓮
そう言って笑う蓮に、阿部はすっと距離を詰める。
手には問題集、しかし目は蓮の唇を見ていた。
目黒 蓮
阿部 亮平
すごい可愛いんだもん、♡
目黒 蓮
阿部の指は蓮の首筋をなぞる。
蓮が少しだけ肩をすくめたのを見て、 阿部は確信する。
(__女には慣れてる。)
(でも男には……まだだ。)
阿部の表情が緩み、瞳は本気になっていた。
だが次の瞬間、蓮の手が阿部の手首を掴んだ。
目黒 蓮
攻めるタイプなんだね。
目黒 蓮
ぐっと距離を詰められ、 今度は阿部の背が壁につく。
目黒 蓮
阿部の表情が一瞬だけ崩れる。
目黒 蓮
阿部 亮平
目黒 蓮
阿部 亮平
目黒 蓮
阿部の顎に手が添えられる。
__ちゅっ
目黒 蓮
目黒 蓮
蓮のキスは慣れていた。
女の子にしてきたような、 でもどこか優越感の混じったものだった。
阿部は下唇を噛む。
阿部 亮平
阿部 亮平
振り回されちゃってる、
目黒 蓮
目黒 蓮
蓮は阿部の耳元で囁く。
目黒 蓮
“教育的指導”されて?♡
阿部 亮平
阿部 亮平
目黒 蓮
阿部 亮平
照れて顔を伏せながら俺の名前を呼ぶ。
先生…女の子みたい、
…俺の扱いやすいタイプかも、♡
蓮は阿部を優しくベッドに押し倒す。
阿部 亮平
こんな事してるのっ…?
目黒 蓮
目黒 蓮
阿部 亮平
じゃないんだけどッ…//
目黒 蓮
阿部の両手を上に挙げ、顔を近づける。
目黒 蓮
阿部 亮平
目黒 蓮
目黒 蓮
阿部 亮平
目黒 蓮
阿部 亮平
「触るな」
…って言ってるような顔じゃないよね。
触る他に、何か欲しい…そんな顔。
目黒 蓮
目黒 蓮
阿部 亮平
目黒 蓮
目黒 蓮
阿部 亮平
こういうタイプの男は__
名前呼びに弱い。
阿部 亮平
ふーん
いいじゃん。男に言われるのも。笑
目黒 蓮
目黒 蓮
阿部 亮平
目黒 蓮
後悔させてあげる…笑♡
NEXT→♡200
🖤💚