どるぴん が恋愛的に好きだと。
素直に言えなかった。
言えなかったのは、照れ隠しだ。
どるぴんが俺のことを好(す)いている。
その事実を受け止めきれなかった。
俺は"男"が好きなんじゃない。
"どるぴん"
が 好きなんだと。
でも、これからどうすればいい?
自分が招いた結果を
どう変えればいい?
自分で考えれないのなら
人に聞いてみるのも
またひとつの策だ。
ぺにがき
ダメだ、この時いつも聞いてたのは、
ぺにがき
どるぴん だ…
ぺにがき
もう…無理か、
ぺにがき
叶わない恋なんだって…
ぺにがき
自分が招いた結果を受け止めるしかないか、
♪ルルン♪ (入室音)
ぺにがき
「えっ」
どるぴん
「あっ」
どるぴん…!?
ぺにがき
「えっ」
どるぴん
「あっ」
まままま間違えた!!! (汗
どるぴん
「あ、ご、ごめん!」
どるぴん
「すぐ抜ける!」
ぺにがき
「待って!!!」
今は…止めないでよ…
ま、まず…一旦謝ろう。
どるぴん
「あ、あの、その」
どるぴん
「強く言っちゃってごめんなさい、」
ぺにがき
「…大丈夫。」
ぺにがき
「俺もごめん。変なこと言っちゃって。」
どるぴん
「そっちはなんも悪くないよ!」
どるぴん
「俺が聞きすぎただけだから。」
ぺにがき
「あのーさ、この機会を機に言いたいことがあって」
どるぴん
「うん…。」
あーぁ、どうせ嫌われたんだ。
もう今は、なんも聞きたくないな。
ぺにがき
「…やっぱりやめとく。」
ぺにがき
「また、次会った時に伝えるわ。」
え?次があるの?
ぺにがき
「そっちも何か言いたいこととかは?」
どるぴん
「いや、特には無いよ。」
ぺにがき
「じゃあ次会う日教えるわ」
どるぴん
「えっ?めっちゃ急…」
ぺにがき
「もうお母さんたちで話し終わってて。」
どるぴん
「え?あ、あぁ…」
ぺにがき
「次会うのは」
ぺにがき
「明日。」
どるぴん
「はっ?」







