テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
みぅです🤍🥀 「特別」というタイトルが、静かに胸に刺さりました。 玲ちゃんが三途さんを“ただの恩人じゃない”って気づき始める場面、すごく好きです。 三途さんの「うるせぇ」って照れ隠しみたいで、不器用な優しさがにじんでて… 二人の距離がほんのちょっと縮まった感じが、切なくてあったかかったです。 春千夜の優しさ隠し、癖になりますね…
玲が梵天に来てから、しばらく経った
以前より笑うようになった
蘭とも普通に話せる
竜胆とはゲームをするようになった
九井には学校や将来の話をする
確蝶とは静かに話す時間が多い
マイキーとも、少しずつ会話できるようになった
そして−−
三途さんとは一番よく話した
玲
三途
玲
三途
玲
三途
三途
玲
三途
玲
玲
三途
玲
三途
玲
三途
玲
三途
三途は黙った
玲
玲
三途
玲
三途
玲
三途
三途は顔を逸らした
玲は不思議そうに見つめる
玲
その日の夜
三途は一人で廊下を歩いていた
頭に浮かぶのは、玲の笑顔
初めて会ったときは、怯えて震えていた
それが今では−−
自分の隣で笑っている
三途
一方
玲も自分の部屋で、今日の会話を思い返していた
三途の声
三途の横顔
自分を気遣っているところ
そして−−
自分が一番安心できる人
玲
玲は胸に手を当てた
心臓が少し早くなる
玲
言葉にできない
でも
もう気づき始めていた
−ただの「恩人」じゃない
自分にとって
三途春千夜は、少しずつ−
特別な人になっていた
#梵天
yuri
160