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side暦

暦の部屋

どういうこと!?

カウンセリングやって。平野に頼んで一旦別れてもろたん。

海人

暦先輩、最近、平野先輩に妙に執着してるじゃないですか。

海人

それは精神状態の衰えなんです。

紫耀は承諾したの…?

海人

はい、平野先輩も少し距離を置きたいとおっしゃってました。

海人

なんならもう…戻らなくてもいい…と。

そんな…

私…捨てられたの…?

せや…辛かったよな…。

信じたくなかった。

でも信じるしかなかった。

紫耀が決めたのなら

私がどうあがいても、だめなんだ。

ごめんな。キスして。

もう…いいよ…。

永瀬は…

廉って呼んで…

廉は…私の事が好きなの…?

おん…。好きや、物心ついたときから…。

やから…止めれんかった。

海人

暦先輩…俺、廉さんになら、暦先輩のこと、任せられると思うんです。

海人

暦先輩、廉さんにしませんか…?

…………………

暦…

……少し…考えさせて。

side紫耀

暦と別れた

離れたくなかった。

でも、俺の手で暦を壊してたんだ。

離れるべくして離れたんだ。

俺って

暦の彼氏として

ちゃんとできてた…?

できてるわけ無いか

暦に「付き合ってたの?」とか言ったし

共依存をいいことに

嫌なことから目をずっと背けてた

実際、永瀬にキスされただけでこんな病んでるんだったら

俺ただのヘタレだな…

ピンポーン…

紫耀

誰…

ジン

はろー。

ジン

別れたんだ。

紫耀

ジンか…

ジン

相当やつれてんね。

紫耀

俺…生きてる価値あんの…?

ジン

俺は、どっちでもいい。

ジン

価値があったってなかったって、やりたい事がありゃ、それを実行させるべきだと思うよ。

ジン

紫耀は、なんかやりたい事あんの?

紫耀

……………………

紫耀

…ある。

一年後…

大学

side暦

おはよう、暦。

おはよう…。

海人

おはようございます先輩。

優太

じゃ…講義始めまーす。

優太

今日の欠席者は…

紫耀は…あれからずっと大学に来てない。

今日も欠席…なのか…。

優太

あ…ゼロですね。

優太

お久しぶり。

!?

海人

!?

!?

紫耀

……………………………

紫耀

どうも、お久しぶりです、皆さん。

悪魔は…

蘇る…。

Devil 第三章 Devils編 (第一章 第二章 公開中)

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