EBiDAN 短編集

俺は子供の頃からずっと 虐待されていた。

今でも俺の体には治らない痣が たくさんある。

俺がずっと長袖を着るようになった 原因は小学校の頃、 いじめがあったからだ。

俺はその時は普通に半袖を着て 登校していた。

それからハブられるようになって

小6になる前には完全に孤立。 俺は親からも友達からも見放され 挙句の果てにはいじめに遭った。

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾎﾞｺﾎﾞｺ

この頃言われたことは今でも 俺の心に突き刺さっている。

いじめはトラウマになり、 俺は今でも殴るとかそういうことを する、見るのは嫌いだ。

あれから数十年

俺はSUPER★DRAGONとなり アイドル活動をしている。

でも、そんなある日だった。

今日は連日のドラマ撮影であまり 睡眠が取れずに仕事に来てしまった

単純にすごい眠い。

でも、その後の撮影になかなか集中 出来なかった。

睡魔が強くて、撮影中に何回もNGを 出して正直スタッフさんから 呆れられていた。

自分のせいなのは分かってるけど 呆れられてた怒りを抑えてた。

ｶﾞﾁｬ

そこ後の合間もずっと寝ていた。

きっと俺が眠そうにしていたのが 退屈にしているように 見えたのかもしれない。

その舌打ちを聞いた時 昔の記憶が徐々に蘇ってきた。

毅が俺の事を殴ろうとして寸前で 玲於が止めた

そういい壮吾の顔を見ても あいつに見えて

俺は暴れた。

その言葉に安心した俺は 膝から崩れ落ちた

玲於は俺を抱きしめて 頭を撫でてくれた。

俺は安心して眠りについた。

眠る洸希は何となく苦しそう。

数分後

洸希は全てを話してくれた。

あれから洸希はなんでもかんでも 教えてくれるようになった。

怖かったら怖いって言ってくれる。

俺ら自身も気にかけているが 洸希にとっても大きな一歩だった。

これからも俺らは走り続ける