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僕達は、ソジュンとすれ違った瞬間すぐに全速力で走った。
今までにないほどのスピードで。 1歩でもソジュンとの距離が遠くなるように。ソジュンが走っても着いてこられない距離まで。 それだけを考えて、無我夢中に走った__
ジニヒョンは、途中から疲れ出したのか息が荒くなっていた。 だから、次は僕がジニヒョンの手を取って走った__
早く、早く帰ってヒョン達に伝えなきゃ。 僕の、世界一大切なヒョン達に__
もう、昔みたいにヒョン達を危険な事に巻き込みたくない。
もし、危険な事があるとしたら次は僕だけが犠牲になるように。 ヒョンは何があっても守る。ヒョンには幸せになってほしいから__
今まで普通の人生を歩めなかった分__ 僕の事を愛してくれた分__
僕を幸せにしてくれた分、ヒョンも同じくらい幸せになって欲しい__
あぁ、見えてきた。やっと、やっとだ。
僕の、唯一の居場所。 世界で1番大切で大好きな居場所。 僕の大好きな人達が待っている世界で一つだけの僕の最高の居場所が__
早く、早くヒョンに伝えなきゃ__
ナムジュニヒョンだっ!!!!!!!!!!!!!!
ジョングク
僕が、今出せる最大限の声を出して大好きなヒョンの声を呼んだ。
グラッ
ジョングク
もう、体が限界らしい……。 意識も朦朧としてきた、、、目眩がする…。
あ、、、。そう言えばジニヒョン、ジニヒョンは無事かな…。
ジョングク
ソクジン
良かった、、、。ジニヒョンは、居た。 無事だ。この手を離さないで良かった。 良かった、良かったヒョン……。
ジョングク
ソクジン
僕を、呼ぶ声が聞こえる……。 僕、最近体鍛えてなかったからかな、、、。 ジニヒョンは、鍛えてたもんね……。
僕を囲んで呼ぶ声が聞こえる__
ジョングク
そこで、僕の意識は途絶えだ__
ソクジン side
俺たちは、ただ夢中に前へ前へ走った__
少しでもソジュンから離れるように。 離れられるように。もし、追いつかれたとしても探せないような場所へ。
今は、俺がジョングガの手を握って走っているけど俺も段々と疲れてきた、、、。
それが、分かったかのようにジョングガは俺の手を取って走ってくれた__
ジョングガ、そう言えば最近全然鍛えてないよな……。体力、大丈夫なのか、、、。
それに、ジョングガは昔から運動しすぎると目眩で倒れる事が良くあったな……。 本当に大丈夫なのか……心配だ、、、。
やっと、俺らの家が見えてきた。 俺が大好きな場所。俺が1番大切な居場所。 俺の人生で1番大好きな人達が待っている世界で一つだけの俺の居場所が__
ジョングク
ジョングガが、叫んだ__
ナムジュンは、それに気づいてこっちに走ってきた。良かった、良かった。 これで、一安心__と思ったら違うかった。
ジョングク
と、俺の名前を呼んでジョングガはその場に勢いよく倒れた__
ソクジン
あぁ、体力の限界だったんだろう__ ジョングガは、昔っから無理ばかりする。 無茶ばかりする。でも、その無茶をする理由は全て俺達の為で、、、。
そこに、ナムジュン達が来た。
ナムジュン
ホソク
テヒョン
ジミン
ユンギ
ナムジュン
ホソク
ユンギ
テヒョン
ジミン
ナムジュン
ホソク
ソクジン
あぁ、まずい、、、。 俺も、意識が朦朧としてきた……。視界が段々と狭まっていく、、、。 うっ、頭が痛い……頭痛が酷い、、、。
一刻も早く、今までの事を話さなきゃ行けないのに、、、。こいつらを守るためにも…話さなきゃ、、、話さなきゃ……。 この状況を説明できるのは俺だけなのに__
あぁ、ダメだ__
ここで、俺の意識は途絶えた__
バタン!!!!!!!!!!
ホソク
ナムジュン
ユンギ
ナムジュン
ホソク
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⬇題名の意味⬇ A series of misfortunes=不幸の連続