遠くから聞こえてくる
祭り笛に和太鼓
yanくん
rn
yanくん
rn
yanくん
rn
雰囲気楽しむよりも空かせたお腹を満たすために… ふたりとも屋台しかみてませーん。
yanくん
rn
ゆあんくんの目線の先には唐揚げ。 ほんっとに好きだなぁ…
私はお目当てのいちご飴を見つけたくて キョロキョロ。
言葉を待ってるのか、ゆあんくんが私の顔をジィッと見てきた。
rn
rn
yanくん
rn
屋台のおじさんにお金を渡して 唐揚げのカップをひとつ持って戻ってきた。
rn
早く私も食べたいよ。 ゆあんくんの浴衣の袖を引っ張って いちご飴探しをお願いした。
唐揚げに夢中でるなのほうみないし。
yanくん
ゆあんくんは一番上の唐揚げを爪楊枝で刺した。
yanくん
rn
yanくん
yanくん
rn
ウワーいい匂い…
rn
目の前に唐揚げがきて匂いが…! 思わず大きな口を開けてた。
rn
yanくん
rn
そういえばこれ一応デートだった!
何にも考えないでおっきな口開けちゃったよ。恥ずかしすぎる…
咄嗟に手で口を押さえた。
rn
yanくん
rn
yanくん
私ヒナどりってこと? …あんまフォローになってない気がする
rn
rn
rn
小さい頃を思い出してはしゃいでしまった。
rn
rn
二人とも本気になっちゃって 屋台の人に怒られてたなぁ。
yanくん
rn
yanくん
rn
rn
シヴァさんのやつなら見たことあるけど 実は握ったことすらない。
yanくん
rn
yanくん
おじさんから銃を受け取ると
yanくん
ゆあんくんが銃の上の辺りを撫でた。
yanくん
スッ…
ゆあんくんがゆっくり構えて定める。 …なんというか、プロっぽいというか
射的のおじさん
yanくん
rn
射的のおじさん
おじさんが私をみて感心してる… 私?まだ構えてないんだけど
射的のおじさん
おじさんの視線は私よりもっと向こう側 人がいたのかとやっと気づく。
綺麗に伸びる長い手 風に吹かれて長い髪がそよぐ。
rn
yanくん
etちゃん
hrくん
ゆあんくんとふたり横を向いたら 銃を構えるえとちゃんと、そばにヒロくんがいた。
rn
yanくん
ゆあんくんがヒロくんに尋ねた。 ヒロくんはバツの悪そうな顔をする。
hrくん
etちゃん
yanくん
yanくん
rn
ちょっとみてみたいみんなが浮かんで ゆあんくん、えとちゃん、ヒロくんで三人並んでもらう。
ヒロくんには私が持ってた射的を渡した。
rn
ガシャ
yanくん
ガシャ
etちゃん
ガシャ、チャ
hrくん
rn
3人とも並んで構える姿は なんかすっごいサマに…なりすぎてる
射的のおじさん
射的のおじさん
豪快に笑う射的のおじさんに みんな愛想笑いしかできてない。
yanくん
etちゃん
hrくん
rn
射的のおじさん
るなが構えたらおじさんにすかさず指摘された。恥ずかしすぎる。
etちゃん
hrくん
yanくん
rn
yanくん
ゆあんくんが向きを変えて私に持たせてくれた。
rn
二人の勝負から四人の勝負に変えて よーい、スタート! でみんな引き金を引いた。
rn
rn
rn
etちゃん
etちゃん
rn
etちゃん
射的の勝負は言うまでもなく… 商品すっからかんにしてしまい
るなが自力でとった くまさんのぬいぐるみだけ貰った。
yanくん
hrくん
yanくん
hrくん
hrくん
ヒロくんに言い当てられて ちょっと恥ずかしい。
yanくん
yanくん
hrくん
yanくん
yanくん
人差し指を唇に当てる、お願いね と付け足して。
ヒロくんが小さく笑った。
hrくん
hrくん
yanくん
yanくん
ぬいぐるみをえとさんへ見せる るなを、微笑ましく見守る。
hrくん
yanくん
yanくん
yanくん
hrくん
yanくん
yanくん
yanくん
胸を張って
来年も再来年も みんなとお祭りに行けますように
yanくん
yanくん
yanくん
hrくん
hrくん
そう、昔は
あまり人を信じるなと言われて 育ったためか
友達と仲良くしたって どこか信じられない自分がいたし
身を置く世界を考えたら 賑やかな場所に出ても危険なだけだと思っていた。
yanくん
yanくん
hrくん
hrくん
yanくん
hrくん
yanくん
hrくん
yanくん
etちゃん
etちゃん
yanくん
まだ微かに見える後ろ姿
yanくん
yanくん
人混みをかき分けてとにかく走った。
etちゃん
etちゃん
hrくん
yanくん
rn
オレに気づいたるなは ててて…と歩いて寄ってきた。
手を差し出すと、ぎゅっと固く握った。
rn
yanくん
rn
しょんぼりとするるなの前には 水飴たっぷりのあんず飴やらりんご飴。
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rn
yanくん
神主の格好をしたどぬが 来た道の奥を指さし教えとくれた。
yanくん
yanくん
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rn
yanくん
どぬの手にはたくさんの食べ物が 今も口んなかに入ってるみたいだし…
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dn
rn
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yanくん
そばにある金魚の出店
るながしゃがみ込んで金魚をのぞいていた。 そのタイミングでどぬに耳打ちする。
yanくん
yanくん
今日"お狐さん"の日は 裏では本殿にて天龍会が交渉を行なっているとか。
dn
お狐さんがある数週間前から 天龍会へは立ち入り禁止となっていて
シヴァさんに手合わせしてもらおうとしたけど無理だった。
yanくん
どぬが言う本殿に目を向ける。
お祭りの雰囲気とは全く違う 独特の雰囲気が本殿の周りに漂っていた…。
---本殿奥
しばさん
しばさん
mfくん
しばさん
mfくん
本殿奥にある、『狐の間』まで続く回廊
微かに香る、香"こう"のかおり。
しばさん
mfくん
昔から、我が天龍会が交渉に入る時
一種の担ぎ物として、香を焚くのだとか。小さい頃から父親に連れられ
この交渉に顔を出した。
…やっぱり苦手だな。
jpp
mfくん
mfくん
jpp
jpp
mfくん
しばさん
交渉が行われる"狐の間"には 少人数しか入れない決まりだ。
jpp
jpp
桃虹会 保守派の元老ども のあさんを無理やり組長代理として仕立て上げ陥れたヤツら…
怒りが湧いてくる。 ダメだ、冷静にならなければ。
jpp
しばさん
jpp
襖の前でシヴァさんから釘を刺された。 俺はいますごい顔してたんだな。
mfくん
jpp
襖が開き、目の前には初老の男性がふたり…うりからもらった資料でみた顔だ
さあ
jpp
jpp
やってやろうじゃないか。
ur
ur
ur
ur
浴衣を着て、なんて促してはみたが
時間がかかっている。 まぁ女の子なんてそんな物だよな。
今回はオレの独断だ。
バレたら最悪首がとぶ。
けど どうしても連れていってあげたい。
ur
ur
naさん
naさん
naさん
ur
ur
言葉を失った
あまりにも綺麗で
白地に淡いピンクの小花模様 ゆるく編まれた前髪、唇には白い肌に映える桃色。
似合う以外の言葉がみつからない。
襟からみえる、違和感のない 薄い緑の合わせ襟
いつから用意していたんだろう。
君の気持ちが見て取れた。
ur
ur
ur
暮れかけた深い青色
naさん
naさん
naさん
そのなかでも君は光ってるようにみえる。
彼女の歩幅に合わせてゆっくり歩いた。
きっと
このまま時間が止まればと思ってるのは
naさん
俺だけだ
naさん
naさん
naさん
naさん
naさん
naさん
ur
ur
ur
ur
ur
ur
naさん
ur
ur
ur
naさん
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
ur
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コメント
8件
夏祭りですかー私は1番にポテトを食べます👍✨ なんかもう、、ほんとにストーリーが神すぎます😭✨ うりさんスパイ、!!続きも楽しみにしています!!
うわぁぁぁ………!!!!!ゆあるながお祭りはしゃいでる!!!かわいいっ!!!👍✨ うりりんまさかのスパイ!?前から無所属みたいな感じはあったけどまさかこうだったとは…続きが楽しみです!
やっと核心に触れるところまでこれました。週一でだせたらいいな、と考えています。よろしくお願いします🙇