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叶歌
叶歌
叶歌
叶歌
とある高校にて。
琴
楓
琴
楓
琴
楓
琴
楓
琴
琴
楓
琴
楓の学校では一年に一回、将来についての発表会が開催されるのだ。
生徒は誰も楽しみにしていないだろう。
楓
琴
キーンコーンカーンコーン
琴
楓
楓
楓
キーンコーンカーンコーン
担任教師
担任教師
光里
蓮太
快斗
クラス全体
担任教師
クラス全体
担任教師
担任教師
楓
楓
楓が中1のとき。
中学の校長
楓
中学の生徒たち
楓
中学の校長
あの時、とっても嬉しかった。
何の取り柄もない私が認められた。
だから。
だから、その日以来、私の夢は 有名ピアニストになった。
まだ世の中の厳しさとかを、 知らなかった時の話。
現在。
そんな、もの思いにふけっている間に、 発表は進む。
雪
クラス全体
担任教師
楓
楓
私は諦めたくなかった。
だって、ピアニストは初めて本気で 目指そうと思った夢だったから。
でも、叶うのか不安になって。 ピアニストなんて一握り以下くらいしか、 なれない。 そんなのを目指してバカだと思われない? 誰かにあざ笑われない? 怖くなった。 だから、 なりたい気持ちを押し殺した。
楓
結局、有名ピアニストって言えなかった。
担任教師
薫
は?
薫以外のこの空間のみんなが思った。
しかしそんなのに構わず薫は、 発表を続けた。
薫
沈黙が続いた。
確か薫は優等生的な立ち位置だったはず。 笑いを取りにいったのか?
クラス全体
そうみんなが笑っている間、 薫はどんな顔をしているのかと思い、 薫を見てみた。
薫は、傷ついているような表情だった。
え?もしかして、、。
本気で目指してる?