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こんにちは、思いついたストーリーてきとうにのせていくので、よろしくお願いします。
つむじ風
かず
堰を切るように話したのは、大学のサークルで知り合った少し変わった先輩だ。
なおき
先輩の父は昔、くそ高い美容院を10年、いや20年通ったくらいの借金を先輩と、先輩の母の懐に置いていったそうだ。
かず
なおき
かず
なおき
別に10万を安いと言ってる訳ではなく、"愛した彼女に持っていかれるなら"という条件付きである。
かず
オークションでもしているのだろうか。返事をしたと同時に値上げをしてきた。何か言いたげなので、乗ってあげる。
なおき
かず
いつものように何か語り始める先輩。 こればかりは正直僕もめんどくさいと思っている。
かず
しかし、決して口には出さないが、先輩には1人だけ心を許し、信じている人がいる。
かず
かず
なおき
何度も聞いたので覚えてしまったのである。
かず
かず
そして先輩は氷しか入っていないハイボールを口に近づけた。
かず
なおき
かず
いつもこんな感じにてきとうにおわる。
なおき
かず
少しふらついているが、駅に向かう先輩の背に背を向け、僕も帰る。
時は流れ、桜の花びらが僕らの頭に降り積る季節になった。
なおき
かず
先輩は特別成績が良かった訳でもないし、そもそも僕たちの大学も大したとこではない。
なおき
かず
なおき
かず
なおき
この日は、そんな会話で終わった。
さらに月日は流れ、先輩とは時々顔を合わせていたが、その回数も次第に減っていったある日のこと 一通のメールが
かず
なおき
先輩は結局変なベンチャー企業に就き、それでも仕事を頑張った末に、会社の同僚と結ばれたらしい。
かず
なおき
そこからばったり先輩とのやり取りはなくなった。
結局僕は先輩のとこよりも少し良い会社に入り、年収も安定していた。
今日も1人、定時を少し過ぎた時間に、家に帰る。
???
か細い声が僕の耳元を通る。
振り返ると、くまの上にくまを重ねた60歳に見えなくもない男性がいた。
なおき
???
そのまま背を向け西に落ちた日に向かっていく男性に僕は何故か酷く心が揺れた。
日は過ぎ僕のアラサー男子卒業も間近だ。
今日は会社の同僚とある会社との契約を結びに来た。
かなた
なおき
今回の契約で僕の給料も跳ね上がって欲しいものだ。
なおき
契約会社の人
結果は成功 その日はそのまま同僚と打ち上げをした。
ハイボールを頼み、乾杯をした。 その時ふと先輩のことを思い出した。
なおき
なおき
かなた
先輩の話を長々とした。
なおき
かなた
なおき
そんな話をしていると、見た事のあるような男性が店に入ってきた。
なおき
かなた
なおき
かなた
僕はその男性を頬を手に乗せながらちらりと何度か見た。
その人の髪の毛は少なく、つむじのところが渦を描いたようにはげている。
僕は空のハイボールを、持ち、生を頼んだ、
なおき
かなた
飲食店に置いてあるテレビを見ながら氷しか入っていないハイボールを見せつけてそう言った。
興味本位で、何も言わないことにした。
なおき
その時ふと周りを見渡すと、見覚え之あるおっさんはもういなかった
かなた
なおき
かなた
その日は貸1として、家に帰る。
帰る途中、店にいたおっさんを見かけた。
西に落ちる月を見ながら、謎の孤独感を発して歩いていた。
話しかけようと思ったが、結局何も無いまま家に帰ってただいまのビールを飲んだ。
月日は当然のように流れる
なおき
かなた
なおき
かなた
なおき
同僚は結婚して幸せな家庭を築いた。 僕はというと、特に変化なしだ、 歳だけ積もったただのおっさんだ、
???
なおき
かず
なおき
かず
なおき
かず
なおき
なおき
かず
なおき
かず
少し何が言いたげな感じだったが無視した
なおき
かず
なおき
その日は先輩と飲みに行き、昔のことを沢山話した
人は変わるもので、先輩は、嫁さんや子供の話を嬉しそうに話していた。
かず
かず
なおき
会計を済まし、扉を開け、帰ろうとした時、
かず
なおき
僕は飛んでいくものを目にした。
なおき
かず
そこには飲食店のあかりに照らされたつむじに渦が巻かれた頭があった
かず
なおき
かず
桂は2mほど先に落ち、笑うように風が吹いた
そのときの先輩の面影は何故か懐かしく、酷く心が揺れ、それと同時に少し心配になった