あいがほしい。
少女は願いを込めたように呟いた...。
ままとぱぱはもういない。
ままは、たくさんのあいをくれた。
ぱぱも、たくさんのあいをくれた。
けど、もうかえってこなくなった。
わたし
わたし
わたし
わたし
わたし
わたし
わたしとままがいつまでまっても、
ぱぱがかえってくることはなかった。
そこからままも、わたしをおいてどっかへいっちゃった。
それからは、ちかくのひとにそだてられることになった。
いやだいやだっていっても、きいてくれなくて。
あんたなんて、育てたくないんだよ。
このゴミが。
さっさと餓死でもすれば?
そのことばがあたまのなかにのこってて、
がしのいみはわからなかったけど、
しねっていってることはわかった。
ままとぱぱはちゃんとあいしてくれてたのに。
あいがほしいよ。
ごみなんていわれたくないよ。
しねなんてききたくないよ。
その思い出は、大きくなっても 残ってしまった。
小さい頃は、愛が貰えなくて、死ね死ねなんて言われたりして。
でも、私はこんな思いをしているからこそ。
辛かったからこそ。
愛が貰えなかったからこそ。
人に沢山の愛をあげるの_。
私みたいな思いをする子が、 居ないように。
コメント
29件
あいが足りないのなら私があげます((違うそーゆう意味じゃない
切ない…これからの人生は、主人公と、その愛をあげられた子達が幸せになると良いな… 尊敬です🕴
え、めっちゃうん。←語彙力消えた