高畠 凛
ただいまー!
リュカ
ん…
ノア
おかえりなさいませ…
高畠 凛
え?なんでそんなに暗そうな顔してるの?
リュカ
い、いやなんでもねえよ、なっ?
ノア
はっはい、!
高畠 凛
喧嘩してないならいいけど…
高畠 凛
あっそうだ!
高畠 凛
私明日友達と遊びに行くからご飯とお風呂終わったら早めに寝るね!
高畠 凛
あ、明日も着いてこないでよねー?
高畠 凛
お風呂行ってきます!
凛がお風呂へと向かう
リュカ
…行ったか?
ノア
行きましたね。
リュカ
…アイツなんかテンション高くなかったか?
ノア
私も同じこと思っていました。
ノア
…まさか明日遊ぶ友達って、今日のあの男!?!?
リュカ
なんだと!?あの男…アイツのせいで2日気軽に外に出られねえじゃねえか!!
ノア
(リュカさんはそういう理由ですか…)
ノア
私、あの男がもし凛さんの恋人なら…
ノア
嫉妬で何をしてしまうか分からないです…
リュカ
物騒なこと言うなよ
リュカ
とにかく、明日も尾行だな
ノア
そうですね、
次の日
高畠 凛
ごめん、お待たせ!
鳴宮 弘太郎
大丈夫、俺もさっき来たところだ。
高畠 凛
それにしても、ここの水族館久しぶりだね。
鳴宮 弘太郎
そうだな、幼稚園以来か
高畠 凛
懐かしいなー、ここに来た理由覚えてる?
幼い頃の凛
ぐすんぐすん、
幼い頃の弘太郎
どうしたの?そんなところでないて、
幼い頃の凛
あくまがね、りんにいじわるしてくるの、
幼い頃の凛
こわいよ、こうちゃん…
幼い頃の弘太郎
…
幼い頃の弘太郎
りん、ついてきて。
幼い頃の凛
…どこに?
幼い頃の弘太郎
おれのすきなばしょがあるんだ。
幼い頃の弘太郎
そこにいけばきっとえがおになれる。
高畠 凛
って言ってここに連れてきてくれたの、笑
鳴宮 弘太郎
もちろん、覚えてる。
高畠 凛
あの時ね、悪魔のこと誰に言っても信じてくれなくて、
高畠 凛
助けてくれる人もいなくて、孤独を感じてた。
高畠 凛
でも、こうちゃんだけは違った。
高畠 凛
こうちゃんは私をずっと守っててくれてさ、すごく安心した笑
高畠 凛
こうちゃんは昔から優しいね、
鳴宮 弘太郎
…俺は誰にでも優しくしてる訳じゃない、
鳴宮 弘太郎
昔から、凛だけだ。
高畠 凛
…えっ、?