何日経っても、何日経っても
公園に桃李が来ることは無かった。
椿
椿
椿
椿
椿
そこから数週間
私の生活は悲痛な空虚感が残った。
椿
桃李の声が聴きたい。
桃李に会いたい、
じゃないと私は
いつか桃李を忘れてしまうから
そう感じてしまったから
声を聴くだけで飽き飽きした
花澄
花澄
花澄
椿
私はお姉ちゃんに反抗した。
花澄
私に話しかけるお姉ちゃんは
誰よりも優しかった
椿
椿
花澄
花澄
花澄
お姉ちゃんは悲愴な顔で問いかけた。
椿
椿
花澄
花澄
花澄
花澄
花澄
椿
お姉ちゃんは峻烈に言った。
全てを知ってるように言ってるお姉ちゃんをみて
嫌悪感を感じた
椿
椿
私はつい情熱的になってしまった
花澄
花澄
花澄
花澄
花澄
花澄
花澄
花澄
沈痛な思いでお姉ちゃんは伝えてくれた
あとから自分に罪悪感が湧いた
消えてしまいたくなった
帰り際にお姉ちゃんが落として行った花。
「ブルースター」
見るだけでなぜか安心した
リラックスできた
でもなんでこれを私に渡したのか
何も分からなかった。
コメント
1件
シオンとブルースターの花言葉調べてもっとこの物語好きになった🫶💕 なんだか寂しくて儚い物語だけど一生考えさせられて超見入る