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pr
はぁぁぁぁ…
ak
prちゃん、どうしたのw
pr
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
ak
何、また弟くん？
pr
うん…
探ってみると決めたものの 何をするべきかわからない。
素直に聞いて答えてくれるほど 親密度高くないしな。
ak
話聞いただけだけどさ
ak
…あの子、弱いよ
pr
うん。
リスカ、OD（Over Driveの略） 監視カメラ越しに見るその姿は脳裏に焼き付いている
ak
多分、どれだけメンタルケアしても
ak
周りの酷い言動で幾らでも傷を深く出来る。
pr
でも、それを表に出さない。
ak
そこが問題なんだよね。
ak
強がってるのか信頼がないのか。
pr
多分信頼無いで。
これだけは即答出来る。
強がる以前にあいつは弱いから。 自傷行為っていう受け皿がないと生きられないから
ak
現実と虚構がごっちゃになってるというか、なんというか。
pr
それで死にかねないから怖いんよ
ak
でも、今まで自殺未遂とかしてないんでしょ？
ak
普通にそれはすごいよね。
ak
俺だったら全部終わらせたくなる
pr
俺もやな。生きてる理由がわかんなくなりそう。
でも、
pr
仮に消えたがってるとしたら、
pr
“死にたい”んじゃなくて、
元から無かったことになりたいんだと思う。
元から無かったことになりたいんだと思う。
ak
……なるほど。
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
pr
やば、最終下校時刻過ぎた
ak
まだ弟くんいるんじゃない？
いつも帰り遅いって言ってるし。
いつも帰り遅いって言ってるし。
pr
探してくる！
mz
あったかぁ…
柔らかい日差しに心がぽかぽかする この時間帯に最終下校時刻過ぎて 日向ぼっこするのが好きなんだよな
mz
そろそろ帰るか
名残惜しい気持ちを振り払って立ち上がる
pr
はぁっ、はぁ…
mz
…何してんの？
pr
あ、いた。はぁ…はぁ…
pr
ちょっと聞きたいことがあって…
pr
道すがらに話せん？
mz
別に良いけど、
なに、改まって。怖いな…
mz
…で、何？
mz
急に改まって怖いんだけど
pr
多分今までの俺が異常者だっただけだろ
mz
あ、それだ。
pr
しれっと異常って言うな！
mz
はいはい、どーでもいいからさっさとして
そう促すと、案外すんなり怒りが静まった様で 史上一真面目にこっちを見ていた。
pr
単刀直入に聞くけど
pr
なんでそんなに苦しくなさそうなん？
mz
…？
たんとう、ちょくにゅー… …って、それじゃない！
mz
…別に
mz
今更何しても無駄だから
mz
全部諦めただけ。
pr
…あき、ら、め…て？
mz
うん。
mz
っていうか、何今更
上辺だけの優しさなんていらない
中途半端な理解もいらない。
mz
対して俺の辛さも分かんないくせに
提案だけの同情も、 同じになる事で得る理解も 迷惑なだけ。
（3話を見る事を勧めます）
pr
mz…っ
mz
…独りにして
おやすみ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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