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今日は6月25日 俺の恋人、花垣武道の誕生日だ

マイキー

去年はタケミっちが大好きなポテチ(コンソメ鬼パンチ)をあげたから、今年は別のものをプレゼントしたいな...

だけど、俺はタケミっちが好きなものはポテチ以外知らない

好きなもんを聞いても「俺あんま好き嫌いはないんですよね...やっぱりポテチが一番好きです」って返ってくる。ポテチ以外って聞いてんだろ!!

こうなったらやむを得ない

他の奴らに聞くしかねぇ

マイキー

とりあえずケンチンならなんか知ってるだろ

マイキー

なぁケンチン

マイキー

タケミっちの好きなもんってなに?

ドラケン

はあ?

ドラケン

タケミっちといえばポテチだろ

マイキー

...だよな

ドラケン

俺これからちょっくら走ってくるから。じゃあな

ちょっと聞き方を間違えたかもしれない

次からは変えてみるか

マイキー

三ツ谷ならみんなの好きなもんとか詳しいよな

マイキー

なぁ三ツ谷

マイキー

タケミっちの好きなもんってなに?ポテチ以外で

三ツ谷

あいつなんでも食うからなぁ

三ツ谷

前俺が聞いたときもポテチって言われたし

マイキー

...だよな

三ツ谷

いきなりどうした?

三ツ谷

タケミっちの好きなもんならお前が一番知ってるだろ?

マイキー

...なんとなく

一瞬タケミっちの誕生日を伝えるか迷ったけど、俺が一番にプレゼントしたいからやめといた。渡したら言う。多分

マイキー

三ツ谷も無理なら...

マイキー

やっぱあいつしかいねえか...

マイキー

千冬。ちょっといいか

千冬

マイキー君?

千冬

いきなりどうしたんですか?

マイキー

なんとなくなんだけどさ

マイキー

タケミっちの好きなもんってなに?ポテチ以外で

千冬

うーん...やっぱり相棒といえばポテチなんで

マイキー

...だよな

千冬

あいつは何あげても喜ぶと思いますよ

マイキー

千冬

今日っすよね。タケミっちの誕生日

千冬

このことはタケミっちには言わないんで大丈夫ですよ

マイキー

......あんがと

まさか千冬が知っていたとは

...そりゃそっか。 あいつはタケミっちの相棒...だもんな

結局俺は去年と同じコンソメ鬼パンチのポテチを買ってタケミっちの元へ向かうことにした

ピンポーン

家のチャイムを鳴らすとすぐにタケミっちが出てきた

武道

あ、マイキー君!!来てくれたんですね

マイキー

ん...遅れてごめん

武道

全然平気っすよ!30分くらいですし

タケミっちは外は暑いだろうからと家に入れてくれた。 扉を開けた瞬間、吹いてくるクーラーによって冷やされた風がとても気持ちよかった

マイキー

あのさ、これ

マイキー

タケミっちが好きなのこれしか知らなくて

俺はそういい、先程買ったポテチをタケミっちに差し出す

マイキー

(あぁ、去年もこんな感じだったっけ)

ここまできてしまってはどうしようもできないが、せめてもっと他の渡し方でもすればよかったと数秒前の自分を責めた

手からポテチの袋が離れる。なんとなくタケミっちの顔を見るのが怖かった

こんなの自分らしくないなと自分自身を鼻で笑うが、それでもタケミっちの顔は見れない

武道

マイキー君

タケミっちに名前を呼ばれ、反射的に顔を上げてしまった

でも、そこにあったのは悲しんだ顔でも困った顔でもない、頬を赤らめ涙を溜めたタケミっちだった

マイキー

タケミっち...?

武道

こんな...わざわざ俺のために買ってくれるなんて、本当に嬉しいです

マイキー

で、でも去年もこれだったから...その、ごめん

マイキー

俺、タケミっちのこと全然知らなくて

武道

...そうですね

武道

マイキー君は俺のことまだまだ知らないみたいっすね

マイキー

っ、ごめんな

マイキー

今からでもタケミっちの好きなもん買ってくるから

武道

いいんですよ。これで

タケミっちは俺が贈ったポテチを抱きかかえ、俺をまっすぐ見据えた

武道

俺はマイキー君から貰えるものは、なんでも大好きなんですよ!

恥ずかしそうに、でもちゃんとした意思があるその言葉に、表情に一瞬で今までの思考が吹き飛んだ

この顔が見たかったんだ

武道

また来年も再来年も、一緒に祝ってくださいね。マイキー君

来年も再来年も一緒という前提で話すタケミっちがとても愛しくて、これからも毎年毎年、タケミっちへのプレゼントを悩むんだろうと思うと、なんだか心が弾んだ

こんにちは。お久しぶりです

まずは、
花垣武道、誕生日おめでとうございます!!

今日は、家にあるタケミっちグッズをかき集め、コンソメ味のポテトチップスも買い、小規模ですが『本人不在の誕生日会』を開きました(一人ですが...)

これ以上書くと語ってしまいそうなので、ここら辺りでタケミっちの話を切ります。

まず、長い間更新が途切れてしまい、申し訳ありませんでした。

しばらく忙しく、ログインすらできていませんでした。

ネタは何個かあるのですが、それを小説という形にする時間があまりありませんでした。

これからもスローペースですが、投稿を続けていきたいと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください

ここまで読んでくださりありがとうございます

またどこかでお会いしましょう!

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