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今日は6月25日 俺の恋人、花垣武道の誕生日だ
マイキー
だけど、俺はタケミっちが好きなものはポテチ以外知らない
好きなもんを聞いても「俺あんま好き嫌いはないんですよね...やっぱりポテチが一番好きです」って返ってくる。ポテチ以外って聞いてんだろ!!
こうなったらやむを得ない
他の奴らに聞くしかねぇ
マイキー
マイキー
マイキー
ドラケン
ドラケン
マイキー
ドラケン
ちょっと聞き方を間違えたかもしれない
次からは変えてみるか
マイキー
マイキー
マイキー
三ツ谷
三ツ谷
マイキー
三ツ谷
三ツ谷
マイキー
一瞬タケミっちの誕生日を伝えるか迷ったけど、俺が一番にプレゼントしたいからやめといた。渡したら言う。多分
マイキー
マイキー
マイキー
千冬
千冬
マイキー
マイキー
千冬
マイキー
千冬
マイキー
千冬
千冬
マイキー
まさか千冬が知っていたとは
...そりゃそっか。 あいつはタケミっちの相棒...だもんな
結局俺は去年と同じコンソメ鬼パンチのポテチを買ってタケミっちの元へ向かうことにした
ピンポーン
家のチャイムを鳴らすとすぐにタケミっちが出てきた
武道
マイキー
武道
タケミっちは外は暑いだろうからと家に入れてくれた。 扉を開けた瞬間、吹いてくるクーラーによって冷やされた風がとても気持ちよかった
マイキー
マイキー
俺はそういい、先程買ったポテチをタケミっちに差し出す
マイキー
ここまできてしまってはどうしようもできないが、せめてもっと他の渡し方でもすればよかったと数秒前の自分を責めた
手からポテチの袋が離れる。なんとなくタケミっちの顔を見るのが怖かった
こんなの自分らしくないなと自分自身を鼻で笑うが、それでもタケミっちの顔は見れない
武道
タケミっちに名前を呼ばれ、反射的に顔を上げてしまった
でも、そこにあったのは悲しんだ顔でも困った顔でもない、頬を赤らめ涙を溜めたタケミっちだった
マイキー
武道
マイキー
マイキー
武道
武道
マイキー
マイキー
武道
タケミっちは俺が贈ったポテチを抱きかかえ、俺をまっすぐ見据えた
武道
恥ずかしそうに、でもちゃんとした意思があるその言葉に、表情に一瞬で今までの思考が吹き飛んだ
この顔が見たかったんだ
武道
来年も再来年も一緒という前提で話すタケミっちがとても愛しくて、これからも毎年毎年、タケミっちへのプレゼントを悩むんだろうと思うと、なんだか心が弾んだ
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主